神社結界シリーズ
- 三峰神社 狼と大神 -
基礎情報
俳句寿絵
添句『白き日 に寄り添う月の 明けの春』
2016年
俳句:水野 恵(みずのけい)
油彩画:七宮 詠時(ひくちえいじ)
2017年 油彩
板に麻布 白亜地 M10(333x530mm)
平成29年度 近代日本美術協会
第44回全春季展 新人推賞受賞作品
ののの雅号 七宮 詠時:ののの俳号 水野 恵
俳句寿絵
明るい未来を寿(ことほ)ぐ意味の暗号を隠喩や暗喩にして、言葉の中に隠した、おめでたい俳句を元にして描いた絵画作品を『俳句寿絵』(はいくことえ)と呼んでいます。
「神社結界シリーズ」には、静岡市在住の俳人:恩田侑布子氏に師事し、氏が講師を務める樸(あらき)俳句会において、俳号水野恵(みずのけい)で発表した俳句を元に描いた油彩画が二枚あります。
『明けの春』はそのうちの一枚になります。
このシリーズには和歌をもとにして描いた『和歌寿絵』(わかことえ)もあります。
水野恵
俳号の『水野恵』の読みの中にはいくつかの暗号が隠されているのです。
1:みずのけい:水の景
『恵』は人名として『めぐみ』の他に
『けい』とも読む。
2:みずのめぐみ:水の恵み
豊かな自然環境は綺麗な水の恵みがあってこそ。
3:みずのめ組:いずのめ みずのめ
伊豆の女神 水の女神 瑞の女神
俳句に隠された暗号
『白き日に寄り添う月の明けの春』の句に使われている漢字の中に『日』が四つと月が二つ隠れています。
『日』は『白』『明』『春』のなかに隠れています。月は『明』に一つ隠れています。
『春』は、三本のしめ縄で封じられた岩戸から日が顔を出している様子を表しています。
『春』という字は、隠れていた『日』が顔を出したから春が来たという状態を表しているのです。
俳人:恩田侑布子氏
地元静岡在住の俳人恩田侑布子氏に師事したのは、俳句評論集『余白の祭 』を読み、その言葉の圧縮技術に感銘を受けたからでした。
氏の文章の短い文節の中には、実に多くの情報が詰め込まれていたのです。この技術を学ぶべく、俳句のお教室へ通うこととなったのでした。
氏の処女句集『イワンの馬鹿の恋』には、「ミロク」を詠んだ句も数点ありました。
「鉦たたきミロク生まるる支度せよ」
この句を詠まれた氏は、何らかの御神事にたずさわっているのかも?と想像してみたりもしたのでした。
参考:樸(あらき)俳句会
岩戸開き
この俳句は、岩戸開きによって現れてきた四柱の日の神さまと、二柱の月の神様を表しています。
大地を歩むのは、イザナミさまとイザナギさまの二神(ふたかみ)さま。イザナミさまに手を引かれてイザナギさまが輝く大地を歩むという構図の絵なのです。
前を歩いているのは狼さんです。狼さんは、イザナギさまとイザナミさまの眷属神です。三峰神社に行くと、狛犬の代わりにオオカミさんが座っていらっしゃいます。
「日月神示」には五度の岩戸締めのお話が出てきます。イザナミさまとイザナギさまの岩戸締めはその最初のものになります。
四柱の日の神さまと、二柱の月の神様
この俳句に隠されている日の神さまと月の神さまとは、次の神さまたちの事です。
日の神さま
神伊邪那岐大神(かむいざなみのおおかみ)さま。霊界の日の大神さま。
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)さま。仮の日の神。イエスさま。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)さま。女神:卑弥呼。偽の日の神さま。
月の神さま
神伊邪那美大神(かむいざなみのおおかみ)さま。霊界の月の大神さま。
月読尊(つくよみのみこと)さま:仮の月の神さま。
日の大神と月の大神の復活
この絵は、イザナギさまとイザナミさまが霊的世界の太陽と月の神さまに復帰したところを描いた作品です。
神伊邪那岐大神(かむいざなぎのおおかみ)さま
=高御産巣日神(たかみむすびのかみ)さま。
神伊邪那美大神(かむいざなみのおおかみ)さま
=神伊邪那美大神(かみむすびのかみ)さま。
真打登場
じつは、まだ本当の日の神さまと、月の神さまはまだ表に出てきていないのです。
最後の神様がそろって、始めて「ミロクの世」へ世界は移行するのですが、そのための御神事が現在進行中なのです。
この件についても、いづれ明らかにいたします。
ミロクの世
静岡市にある神さまを封じ込めた、神社三角陣封印結界の謎を解くと八柱の女神さまと四柱の男神さまが現れてくるのです。
十二柱の神々さまが出揃うと、十一面観音となるのです。うしろの大笑面の神様は最後に登場する地の大神さまになります。その名を伊都能売(いづのめ)と申します。
すべての神様が出揃うと、仏陀の四苦八苦の時代が終わりを告げ、弥勒菩薩の『うれし楽しのミロクの世』となるのです。
四柱の大神さまとは、人は直接つながることは出来ないのですが、間に仲介役として入る八柱の女神さまを通してつながることができるのです。
これからは、人と神さまがともに歩む時代へと大きく世界が変わってゆきます。神さまとつながってしまった人を神人(かみひと)と呼ぶのです。
千体の千手観音
十一面観音さまの神さまとつながってしまった人は、神さまからのインスピレーションを受けて、八面六臂の働きをするようになるのです。
神さまの御使い(みつかいおつかい)になると、めちゃ働かされます。「日月神示」には、「この御用、人の五倍十倍働く人でないとつとまらんぞよ」とあります。けっこうブラックな業界なのかもしれません。
神さまのお使いとなって、ブラックな働き方をする様子を現したのが、千手観音さまなのです。千手観音さまは、地涌の菩薩(じゆのぼさつ)のごとく増殖するのです。その様子を表しているのが三十三間堂の千体の千手観音像なのです。
それは、将来の貴方さまの姿なのかもしれません。
十一柱の神々さま
十一面観音さまとつながるためには、神様から与えられた課題に挑戦すると良いのです。神さまから与えられた課題に取り組むようになりますと、不思議な体験を頻繁に経験するようになるのです。
ちょっとした偶然が重なったり、長いあいだ探していたものや情報が目の前に突然現れてきたり。また、メグリ取りと呼ばれる、強制的なカルマの解消がばじまってしまったりと、不思議な体験がてんこ盛りとなっているのです。
このあたりのお話もまたいたします。
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