ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

ブーグロー『顔の習作』1

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基本情報

F6 キャンバスボード 油彩

油彩で地塗り カーボンで転写 メギルプ使用

 

アラプリマへの挑戦

メギルプとプリマ描き

ブーグローの顔の習作の模写です。ご本人は、この程度の作品は2時間ほどで仕上げていたと云います。いわゆる、アラプリマという一発描きの手法を使ってるのです。

 

ブーグローは、正確なデッサンの下絵を地塗りをしたキャンバスに転写し、ペンを入れていたそうです。ペン画は油で流れてしまわない様にワニスなどで定着していたらしいのです。

 

この絵では、自作のメギルプの実験を兼ねてプリマ描きの挑戦をしています。

 

一層目は、メギルプを使い大まかに色をおいてゆきます。明暗と色相に注意しながら、多少の粗さは気にせずに全体を仕上げてゆきます。ここまでで2~3時間かかりました。

 

2層目は、メギルプを使わずに少量の絵の具を使って画面上での色彩の調整やディティールの書き込みを行ってゆきます。

 

メギルプを使うと、3~6時間ほどの間は画面上での調整が可能なのです。滑らかなグラデーションと施したり、絵の具を足して色調整を行うなどの微調整が可能なのです。

 

市販のペンティングオイルやルソルバンなどのダンマル樹脂を使ったメディウムではこのようには行きません。すぐに画面が乾いてしまって、画面操作がたいへんむつかしいのです。

 

メギルプは、マスチック樹脂を使っています。マスチック樹脂の性質が画面上の操作性を高めているのです。

 

3層目は、仕上げです。髪の毛や眉毛、まつ毛などの細い線を入れる場合、メギルプを多少のテレピンで溶いて使うと良いでしょう。

 

この作品は画塾に通っていた頃描いたものですが、朝から初めて夕方まで掛かっています。作業時間は6時間ほどです。予め地塗りはしておいたキャンバスボードを使っています。

 

色の問題

こうしたプリマ描きを行うには、色を正確に再現できなければいけません。お手本を横に置いて、同じ色をパレットの上、もしくは画面上に再現しなくてはいけないのです。

 

’のの’の場合、建築の完成予想図を手描きで1千枚、CGで2千枚ほど描いてきた経験がありましたから、色を再現することに対してさほど苦労は感じませんでした。

 

建築のイラストの場合、建物の各パーツごとに細かな色指定があります。それが、太陽光や室内の光の下でどのように見えるかを加味しながら色出しをするのです。結構色に対してはシビアな世界なのです。

 

20代の頃に建築パースのデザイン事務所に勤め始め、最初に描いた絵からシビアな色出しを要求されていましたから、色を作ることに対しては慣れていたのです。

 

絵の具と色

手描きの建築パースで使う絵の具の数は多くて20色程度でした。頻繁に使う絵の具の数は更に少なかったです。12色ほどではなかったでしょうか?それで十分に事足りていたのです。

 

油彩画を初めて、揃えた絵の具の数もそれほど多くはありませんでした。2~3色を混ぜて、出したい色が出せればそれで良いのです。むしろ、色数を限ったほうが色をつくりやすくなるかと思います。

 

古典絵画に使われていた絵の具の数はそれほど多くはありませんでした。せいぜい10本ほどなのです。それでもあれだけの素晴らしい作品が残されているのです。

 

色出しに苦労されている方々は、古典絵画の模写を一度真剣に行ってみると良いかと思います。けっして自己流に走らずに、テキストの指示通りに描いてみると良いかと思うのです。

 

古典技法の学習教材

古典技法を習得するための良い教材があります。オススメです。

支持体の作り方から、メディウム、絵具についてまで詳しく知ることができます。

手順通りに従って描けば油彩画初学者でも容易に描けるように紹介されています。

 

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