一生お金に困らない生き方 Kindle版
心屋 仁之助 著 PHP出版
この本、薄くてすぐに読める本です。
お金を綺麗に使い始めると「なんかしらんけど、カネ回りが良くなる」そんな、お金に関する宇宙の法則について紹介しています。
(今では、Kindle版として出版されています。)
「豊かさを受け取ったら、出す」
豊かさを受け取ったら、ちゃんと出しましょう。
出さないと、次が入って来ません。
「金は天下の回りもの」と言われますよね。
お金も、豊かさも、愛も、空気も、水も、エネルギーも、みんな入ってきたら、ちゃんと出す。
循環させなければ、自分のところに入ってこなくなります。
ため池に水をためるのと同じことです。
新しい水が入ってこないので、水は腐ってしまいます。そのうち蒸発したり、地面にしみ込んで、みんななくなってしまう。
神社ミッション
「神社ミッションをする」
神社ミッションとは、心屋塾の塾生の間では常識になっているミッションのことです。
それは神社のお賽銭箱に一万円を入れること。神社はできるだけ人気のないさびれたところを選びます。(立派なところしかないときは、そこでもかまいません)。
金額は一万円が基本です。もちろん、それ以上でもかまいません。今まで自分が生きてきた人生の感謝を表すとしたら、いくらくらいか、その金額を目安にするといいと思います。
神社がいやだという人は、教会やお寺でもいいでしょう。でも、いずれも見返りが期待できないところがいいと思います。
なぜそんなことをするこかというと、何の意味もない、何の見返りもない、無意味に思えること、どう考えても損なことにお金を使うのが目的だからです。
神社にしたのは、日本人なら多少なりとも”神社的なもの”のお世話になっているかなと思ったからです。
そしてできるだけさびれたところ、と言ったのは、ご利益がなさそうなところを選んでほしかったからです。
一万円も!お賽銭箱に!それもさびれた神社に!
あり得ないでしょう!そんな無意味なこと、無駄なこと、損なことに大事なお金を一万円も使えません。
そう思った人。
あなたは、よく言えば「お金を大事にしている」人です。
でも、悪く言えば、損したくないだけ。お賽銭箱に10円しか入れないくせに、あれもこれもとお願いする人です。
「一万円なんてありません」「そんな大金、寄付できません」「一万円も寄付したら、生活費がなくなってしまいます」と言う人もいるはずです。
たくさんいるでしょう。
でも、出して下さい。
「ある」から出すのではなく、「ない」けれども出すのです。そうすることで「ある」が起きてくるのです。
子供にお年玉はいっぱいあげよう
子どもにお年玉は意味もなくいっぱいあげましょう。
子どもに、たくさんお金をあげてはいけない、という考え方の人も多いです。
使い方を間違うから、
無駄づかいしてしまうから、
お金が簡単に手に入ると思ってはいけないと......。
でも、よ~く考えると、これって、豊かさからはほど遠い考え方......。
「苦労しないとお金はもらえない」
「無駄に使ってはいけない」
「親の許すものでないといけない」
「お前は信用できない」
を、毎年毎年、コツコツと刷り込んでいっているわけです。
子どもにお年玉を意味もなくいっぱいあげることは、ここまでお話ししてきた「存在給」、つまり、
自分は役に立っていなくても、
自分が何もしなくても、
自分が価値を供給しなくても、
自分は豊かさを受け取っていい存在なのだ、と信じる、必死にならなくても豊かさを手にしてよいという考え方です。
もちろん、今まで信じてきたストイックな「美学」を大切にしたい方には、理解できないと思います。
でも、その「美学」は、「存在給」という豊かな考え方からとってもかけ離れたことを毎年刷り込んでいたんだと思うのです。
子どもには「お金の価値がわからないから」と、たくさんあげることに抵抗します。
「お金の苦しい価値」に縛られてしまっているんですね。
だからこそ、子どものお年玉をどんと、意味なく上げてください。
豊かな子どもになりますよ(たぶん)。
お金持ちの子どもは、だから、お金持ちのままなんです。
「考え方」が違うのです。
お金持ちほど、プレゼント好きだったりします。
この本のつづきには、実際にその実権をされた方々の体験談が有ります。ご興味のある方は書籍でご確認ください。
実践して見る
溜め込むだけでは、お金はつまらぬことで出て行ってしまいます。お金はきれいに使えば使うほど、どこからともなく入ってくるものです。
ここに書かれていることは真実です。狐に騙されたと思って、一度実践されてみてはいかがでしょうか?
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