キとミ
日月神示に次の言葉が出てきます。
「世界を一つにするのであるから王は一人でよいぞ。動きは二つ三つとなるのぢゃ、キはキのうごき、ミはミのうごき、動いて和してキミと動くのぢゃ。三が道ぞと知らしてあろう。自他の境界つくるでないぞ。」
キとは、王のこと。
ミとは、世界皇帝、日本の天皇のこと。
キは、幽世(かくりよ)を治め。
ミは、現世(うつしよ)を治める。
キは、祈り。
ミは、治世。
キとは、大神であり、てんしさま。
人の身でありながら、大神となった存在。
かつての、スメラミコト。
日月神示 五十黙示録 極め之巻 第一帖
宇都志(うつし)水に 天津(あまつ)水添え 奉(たてまつ)らむを。
夕陽(ゆうひ)より 朝日照るまで太祝詞(ふとのりと)せむ。
火結神(ほむすび)の陰(みほと)焼かへて岩戸とざしき。
世界を一つにするのであるから王は一人でよいぞ。
動きは二つ三つとなるのぢゃ、
キはキのうごき、ミはミのうごき、
動いて和してキミと動くのぢゃ。
三が道ぞと知らしてあろう。
自他の境界つくるでないぞ。
自(おの)ずから自他の別と和が生れてお互に折り重なって栄えるのぢゃ。
世界一家への歩み方、やり方間違へるでないぞ。
九分九厘まで進まねば後の一厘はわからん。
今が九分九厘であるぞ。
日本は日本、世界は世界、
日本は世界のカタ国、自ずから相違あるぞ。
一輪の神「統合思念体みろく」
ここまで、日月神示の謎解きをしながら、神人となる道筋と、神人から大神へと至る道筋を紐解きました。(注1)
最初に、弥勒大神さまの元に集う十六柱の神々さまの名前を明らかにしました。そして、この神霊集団を一輪の神「統合思念体みろく」と名付けました。
神人から大神、てんしさまへと至る道を「一輪の仕組み」「一輪の秘密」と呼びます。
この道の先駆者となった存在がいます。キの神のら神ポチです。先駆者に続くてんしさまのために、ここで「一輪の秘密」を解き明かします。
注1:神人から大神へ
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
てんしさまの必要十分条件
一輪の花
てんしさまに至るには大神となる必要があります。
大神となるためには、一輪の神「統合思念体みろく」につながり、与えられた試練を乗り越えることで、神人と成る必要があります。
そして、一輪の神「統合思念体みろく」の中の、十一面観音の十一柱の神々さま全ての試練を乗り越えることが出来ると、大神へと昇格します。(注1)
十一柱の神々さまには、天孫系、地祇系、天神系の三系統の神さまが含まれています。大神に至るためには、三系統の神々さまの試練を受けることが必要となります。
三系統の主要な神様は次の三柱の神さまです。
地祇系:素戔嗚尊さま 他四柱の女神さま
天神系:饒速日さま 他四柱の女神さま
これら、三系統十一柱の神々さまから与えられる試練を乗り越えることが、てんしさまとなる必要条件です。
てんしさまとなる十分条件が、過去生において、スメラミコトであったことです。スメラミコトとは、日本の統治者の事です。帝です。
この2つの条件がてんしさまに至る条件です。これが、大本神諭の「一輪の仕組み」であり「一輪の秘密」です。
注1:大神
日月神示 黒鉄の巻 第二十三帖 (六四一)
神となれば、神人となれば何事も心のまま。
神とは神、
大神とは ⦿一十(カミヒト)のこと。
神さまの試練
一輪の神「統合思念体みろく」の一柱の神さまとつながることが出来ると、最初のお試し期間が始まります。
神様から様々な試練が与えられ、神人にふさわしい人物であるか否かを試されるのです。いわば、神人の見習い期間です。この期間を「いつきの道」と呼びます。
これらの試練は、各人に合わせて与えられます。ですから、乗り越えられないような無理難題は出されません。
神さまから与えられるすべての試練を乗り越えることが出来ると、いよいよ神さまと共に歩むことが許されます。これを「とつぎの道」と呼びます。
与えられた課題を、神さまと共に解決してゆく道です。ここに至り、神人は神人合一状態に至り、神近き存在となるのです。
神人と神
神さまの与える試練を乗り越えて「とつぎの道」に入ると、神人となります。あなたの祈りは、一輪の神「統合思念体みろく」の神力で実現してしまうのです。
これが、神人は神と同等である意味です。たとえ、あなたが霊能力など一切ない普通の人であってもです。まことの神人の祈りの力は、神を動かすのです。
たとえ、一柱の神さまとだけつながり「とつぎの道」を歩んでいようとも、その祈りは、一輪の神「統合思念体みろく」の強大な神力の元に実現してしまうのです。
それゆえ、試練を受ける過程において、徹底的に自我我欲を落とされます。自我我欲のままに、一輪の神「統合思念体みろく」の神力を使われては困るからです。
神人類補完計画
浄化の仕組みである鳴門の仕組みが完了すると、覚醒の仕組みである富士の仕組みが稼働します。この時、隠されていた12条の遺伝子が目覚めます。
この後、神さまとつながることの出来る方々が、数多出てくると推測しています。また、神さまの試練を乗り越えて、神人へと至る方々も出てくるはずです。
神人は、各分野の専門家の中から現れてくると推測しています。新たな文明の黎明期に当たり、各分野に天才級の才人が現れてくるのではないでしょうか?
とある絵師の方は、素戔嗚尊さまの試練を受けられているようです。
数多の神人を生み出す計画、これを弥勒計画、別名神人類補完計画(しんじんるいほかんけいかく)と呼びます。
これまでの文明の牽引者であったDSやカバルたちに代わり、神さまとつながった新たな人材(神人)を用意し、黄金時代の先駆けとする計画です。
スメラミコト
てんしさまに成るための条件のひとつに、過去生において、帝(スメラミコト)であったことが挙げられています。
てんしさまは、三系統六家の頂点に君臨する存在となるため、この条件が課せられているのだと推測します。
倭国皇帝が現在444代目ですから、日本の帝も同様に数多の代を重ねているはずです。神武天皇以前の古代王朝、ウガヤフキアエズ朝は53(73)代続いたとされています。
また、ホツマツタエのアマテルカミさまはクニトコタチさまから数えて8代目にあたります。クニトコタチさまはミナカヌシの23(34)代目にあたります。
このように、かつて帝(スメラミコト)を襲名していた人物はたくさんいるのです。彼らも、現在に転生している可能性が有ります。
彼らは、三系統六家の結社に転生しているかもしれません。幼少のころから厳しい訓練を受けている彼らであれば、大神への試練をのりこえられるのではないでしょうか。
そんな彼らこそが、てんしさまにふさわしいのです。
大難を小難に
まだ、この先の未来は不確定です。より、多くの人々を黄金時代へと導くためには、先駆けとなる神人の登場が待たれているのです。
ネガティブな未来を提示し、人々の意識を貶めようとする情報の発信者が、未だにいます。DSサイドの最後のあがきでしょう。
しかし、一定数の人々がネガティブな未来を信じてしまった場合、そのような未来を引き寄せてしまうのです。
そのため、大難を小難にするべく、ポジティブな未来を引き寄せるための記事を書き続けているのです。
神人と人類意識の量子的飛躍
覚醒の仕組みの発動により、神霊とのつながりが出来た人々が、神さまの試練を受けて神人と成ります。
「神人となれば何事も心のまま」と日月神示に書かれています。
そのため、一見罰ゲームのように見える、神さまの試練を受ける方々が出てくるのではないでしょうか。
そして、神人となられた人の数が一定数を上回った時、人類意識の量子的飛躍(クォンタム・リープ)がおこるのです。
これにより、多くの人が次元上昇して、5次元世界のみろくの世へと参入することができるのです。
これが、弥勒大神さまの願いであり、弥勒計画・神人類補完計画なのです。弥勒はすべての衆生を救うのです。
日月の天子さまへ
日月の天子さまへ。
今回、てんしさまへ至る道筋を日月神示より解明いたしました。
てんしさま希望のあなたさまも、神さまの試練を受けてみてはいかがでしょうか?
すでに、幾柱かの神々さまとはつながりを持たれているようですから、神さまの試練を受ける事には慣れているかと思います。
てんしさまに至る2つの条件のうち、十分条件は満たしているとのことですから、十一柱の神々さまの試練を受け、見事てんしさまの座を射止めてくださいまし。
ブログに、また私の名を出されているので、ご返事申し上げました。(注1)
注1:Wonder_Ryuchanの大人の日記
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