気の流れとオイラー線
大歳御祖神社の秘密
この絵馬は、大歳御祖神社に施された封印の仕組みに関わるもの。
表には、五七五七七の和歌2首。何やら怪しげな詩がしたためられている。
気の流れ
留める仕掛け 施して
姫に秘めたる
無限の力解き放つ
時を待ちたる 大神が
目覚めし時が
今此処に来る
裏面には、三角陣結界の三つの『いやしろち』から流れ出る気を止める仕組みに付いて説明している。
二首の和歌
二首の和歌の意味するところは、「魔法陣により何者かを封じ込め、時が滿までそのエネルギーを温存しておいた。
今、その無限の力を解き放つ時が来た」と言ったところか。
『祟られ屋シリーズ第12話 オイラーの森』
Web小説『祟られ屋シリーズ第12話 オイラーの森』の説明によると、「三角陣においては、エネルギーの流れはオイラー線に沿って流れる。
つまり、外心から重心へ、そして垂心へと向かって流れるという事だ」とある。
直角三角形の場合は、垂心が直角をなす辺の頂点にあたり、外心はその相対する辺の中心点になる。
このエネルギーの流れの途中になんらかの仕掛けを施すと、左の図の様にエネルギーの流れは滞る。
どうやら、大歳御祖神社において『エネルギーの流れ』言い換えると『気脈の流れ』を留めるためのなんらかの仕掛けが施されているらしい。
次回は、最後の絵馬を紹介する。
参考図書
消された覇王
小椋一葉 著
河出出版
『アーリオーン・メッセージ
-来たるべき地球大変動の真相』
アートラインプロジェクト著
徳間書店
神々が明かす日本古代史の秘密
―抹殺された国津神と封印された
日本建国の謎を解く!
中矢 伸一 著
日本文芸社
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