古典技法による油彩画作品
ここでは、寿絵師(ことえし)七宮詠時(ひくち えいじ)の油彩画作品を紹介しています。
古典技法の研究に基づくオリジナルの支持体やメディウムを使って描いています。
寿絵(ことえ)とは、古典的油彩画の伝統に基づく図像学の手法を現在に蘇らせ、日本的な手法を新たに加味して生み出された油彩画の新たな形式です。
寿絵(ことえ)の制作は、七五調の歌を詠むことから始めるのです。日本の和歌の伝統の中には、短な言葉の中に多重の意味を込めるなぞらえの手法が用いられています。
和歌の伝統に法って、絵画世界を一度歌に詠み込みます。次に歌を元に絵画作品を描くのです。こうすることにより、絵画作品の中に言霊を込めることが可能となるのです。
こうして描かれた絵画作品は、呪(しゅ)を打ち破る力を得ることになります。呪に対する力は寿(ことほぎ)です。呪は寿いで解くのです。寿絵は御神事に用いることのできる寿具なのです。
神社結界シリーズ
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