ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

レプリカ

古典から学ぶ

 

油彩画の技法を学ぶにあたって、古典絵画や現在作家の作品の模写をよくしています。

 

レプリカ(精密な模写作品)の制作は、新しく開発したオリジナルの支持体やメディウムを試すのにもお手軽な手段です。

 

古典絵画の巨匠達の写実的な作品には、あらゆる技法が含まれています。当時の絵師たちは、先達の作品をこぞって模写していました。模写することを通して技術を学んでいたのです。

 

ホルバインが描いた作品の中には、技術を学ぶ後輩のためにあえて難しい技法を取り込んだ作品が残されています。めちゃくちゃむつかしそうです。

 

印象派以降の油彩画の技法を取り入れた日本の絵画教育からは、模写の重要性が失われてしまっています。日本の美術大学の教育現場では、教えることのできないことを教え、教えられることを教えていないと云われています。表現に偏ってしまっているのです。

 

ホキ美術館ができてから、写実的な油彩画作品にも注目が集まるようになってきました。ひとつのブームになっているようです。

 

今後は、写実絵画を目指そうとする画学生さんも増えてくるかと思われます。そうしたときに、古典絵画の模写の重要性に目を向けていただきたいと思うのです。

 

いずれにしても、写実的な油彩画を学ぼうとする画学生さんは、古典絵画の模写を避けては通れないのです。

 

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