封印の仕掛け
入れ替えられた神
図の中で、赤丸で示されたポイントfで封印の仕掛けが施されている。
封印の仕掛けが、『呪』によるものであり、『呪』は『嘘』を用いて施されている。
つまり三角陣神社結界であるならばこのポイントにある神社では何らかの嘘が使われている。
おそらく、神社の御祭神の名を偽っているという事になるかと思う。本来祀るべき神様を別の神様に入れ替えてしまっているという事。
封印の仕組み
封印の仕組みを施すためには、4つのポイント(a:b:c:e)同じ神様を祀る必要があった。
封印の仕掛け
封印の仕掛けを施すためには、3つのポイント(a:b:c)で同じ神様を祀り、4つめのポイントfでなんらかの『嘘』をつく必要があった。
その『嘘』とは、本来3つの神社と同じ神様を祀るべき神社で別の神様を祀るという方法が考えられる。
事例研究
では、実際にあるとある町の三角陣神社封印結界の例を検証することとしよう。
ここでは、三柱の神様に注目し、それぞれA、B、Cで表記している。
また、A:B:Cと同じ神様であるとされている神様をA'、B'、C'で表すこととする。
ここでは、
A:素戔嗚尊(すさのおのみこと)
B:饒速日命(にぎはやひのみこと)
C:瀬織津姫(せおりつひめ)
としている。
神社 a:A、B、C、A'
神社 b:A、B、C
神社 c:B'、C
神社 e:A、?
神社 f:?
隠された神と入れ替えられた神
このように記号化してみると、実に分かりやすくなる。
結界を構成する3つの神社に共通に祀られている神様は、BとC。
つまり、結界の中心で何者かを封印するために祀られている神様もBもしくはC。
また、封印の仕掛けを施されている神社fで別の神様に入れ替えられている神様もBもしくはC。
では、一体結界の中心で隠されている神様とは一体誰なのだろうか?
そして、封印の仕掛けを施された神社fで、別の神様に入れ替えられてしまった神様はどちらさまなのだろうか?
次回は次にこの謎を解くために実際に現地に赴いて調べてみる。
フィールドワークは大事です。
補記
封印の仕組みを簡素化するために記号化してみたのだが、学生時代に数学に苦しめられた経験を持つ方々にとっては、返ってわかりにくくなってしまったかもしれません。
申し訳ない。
しかし、複雑に改変された神さまたちの名前を羅列するよりはよっぽどわかりやすくなっているかと思う。
ご了承下さいませ。
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