ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

ヒルコとヒヨルコの封印解除

かごめかごめ

 

六六六 (みろく) の大神さまである宇迦之御魂神さまの分け御魂を頂いているヒルコさまとヒヨルコさまも、籠目の結界に深く封印されていました。

 

籠目の封印結界が2層構造にある理由がここにあったのです。

ヒルコとヒヨルコ

籠目の封印結界

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 籠目の封印結界

 

 以前、籠目の封印結界が2層構造になっているというお話をしました。一層目に封印されていた神々さまは次の4柱の神さまでした。

 

 素戔嗚尊 (すさのおのみこと) 

 瀬織津姫 (せおりつひめ)

 饒速日命 (にぎはやひのみこと)

 宇迦之御魂神 (うかのみたまのかみ)

 

 この4柱の神さまの一柱、宇迦之御魂神さまは別名六六六 (みろく) の大神さまと呼ばれています。

 

 この神さまの分け御魂と菊理姫大神さまの分け御魂から造られた神さまがいらっしゃいました。伊都能売神 (いづのめのかみ) さまです。

 

 伊都能売神さまは、伊豆能売 (いづのめ) さまと大宮能売大神 (おおみやのめのおおかみ) さまの二柱の女神さまからなる神さまです。

 

 伊豆能売さまの別名を速秋津比古神 (はやあきつひこのかみ) と呼び、大宮能売大神さまの別名を速秋津比売神 (はやあきつひめのかみ) さまと呼びます。

 

 伊都能売神さまとヒヨルコさま、ヒルコさまは次の関係にあります。

 

 伊都能売神

  伊豆能売

   厳の御魂 菊理姫大神分霊

    女神   新たな太陽神

   瑞の御魂 六六六の大神分霊

    ヒヨルコ

 大宮能売大神

  厳の御魂 六六六の大神分霊

   ヒル

  瑞の御魂 菊理姫大神分霊(変性男子)

   女神  新たな月神

 

 六六六の大神さまである宇迦之御魂神さまの分け御魂を頂いているヒルコさまとヒヨルコさまも、籠目の結界に深く封印されていたというわけです。

 

 これが、籠目の封印結界が2重構造であるという理由なのです。それゆえ、『かごめかごめ...』と歌われていたのです。

 

 

日月の神

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 籠目日月紋

 

 菊理比売大神さまは日の大神さまでした。そして、六六六の大神さまは月の大神さまです。

 

 日の大神さまと月の大神さま、二柱の大神さまから分け御魂を頂いている伊豆能売さまと大宮能売大神さまは、日月の神さまになります。

 

 籠神社 (このじんじゃ) の 籠目日月紋 (かごめにちがつもん) の中心には日と月が描かれています。(注1)

 

 籠目の封印結界に、日月の神さまが封印されていることを暗示しているように見受けられます。

 

 伊豆能売の厳の御魂 (いづのみたま) からは、新たな太陽神さまが生まれてきます。そして、大宮能売大神さまの瑞の御魂 (みずのみたま) からは新たな月神さまが生まれてきます。

 

 籠目日月紋は、このことも象徴的に表していると考えられます。籠目の封印結界の奥深くから、新たな太陽神さまと月神さまが生まれてくるという暗示です。

 

 籠目の封印結界の奥に封じられていた神さまは、伊豆能売さまの瑞の御魂であり、大宮能売大神さまの厳の御魂でしたが、双方のもう一つの御魂も封印の影響を受けていたと考えられます。

 

 本来の神力を発揮できぬように封じられていたのです。それゆえ、封印が解かれその神力が解き放たれた時、新たな太陽と月の女神として登場するのでしょう。

 


注1:籠目日月紋

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

 

封印の原因

 ヒヨルコさまとヒルコさまが封印されていた理由は、先の記事で紹介しました十七条の憲法に関連性がありそうです。(注1)

 

 ヒヨルコさまは、ホツマツタヱでもその存在を消されていますから、よほど都合の悪い存在だったのでしょう。そして、聖徳太子に転生して十七条の憲法を発布しています。
 
 十七条憲法は、我々日本人が日本人であるのにあたり、必要な最低限の心得です。これが、十七条の条文の中に全て込められているのです。

 

 この条文は、渡来系の支配者たちにとっては、受け入れる事の出来ない不都合な内容を孕んでいたのでしょう。

 

 そして、和歌の文化は日本文化の根幹にあると云われています。この和歌の文化の根幹が第十一条の明察功過です。

 

 和歌の達人であったヒルコ (稚日女尊:わかひめのみこと) さまの存在は封印するに十分な理由があったのです。 

 

 日本的な精神の根幹をなす十七条憲法、そしてに日本文化の神髄ともいえる明察功過、この2つの概念を消し去るために、ヒヨルコさまとヒルコさまは歴史から消し去られたのではないでしょうか。

 


注1:十七条の憲法

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

 

⦿:〇 + ・

 日月神示に登場する ⦿ ですが、〇 が外国の心であり、真ん中の ・ が誠であると云います。〇 に ・ を入れることで ⦿ となり神の国になるのだと云います。

 

 この ・ の意味こそが、日本人の心であり、日本文化の神髄である察する心なのではないでしょうか?そのように思えてきました。

 

 六六六の大神さまが地上に送り込んだのが、・ (ポチ)です。この ・ とは、ヒヨルコさまとヒルコさまであると観ることが出来ます。

 

 ・ (ポチ)は、その転生を通じて、日本人の心と日本文化の神髄を、十二分以上に体現されていた。それゆえ、深く封印されてしまったのではないでしょうか。

 

 私たち日本人が、日本人の持つ本来の資質を改めて再確認し、日本人としてのアイデンティティーを確立すること、これが  ・ を知ることであり、『みろくの世』の礎となるのではないでしょうか?そのような気がします。

 

 

天磐櫲樟船

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 『日本書紀』ではヒルコさまは「蛭児」と表記されていて、三歳になっても脚が立たなかったため、天磐櫲樟船 (アメノイワクスフネ) に乗せて流したとされています。(注1)

 

 この天磐櫲樟船ですが、堅固なクスノキで作った船であり、両サイドにオールの並ぶ、いわゆるガレー船の事だそうです。(注2)

 

 これは、ヒルコさまもしくはヒヨルコさまが海外へ渡航したことを暗示しているのではないでしょうか。ちなみに、古事記には葦船 (あしふね) に乗せて流したとあります。

 

 ヒルコさまやヒヨルコさまについて調べるためには、記紀だけに囚われていてはいけないかと思います。

 

 ホツマツタヱには、ヒルコさまの正体が描かれており、イワクスフネで流された理由も書かれているからです。

 

 ホツマツタヱではヒルコさまは和歌の神である、女神稚日女尊 (わかひるめのみこと) さまとして描かれています。こちらは、女神さまとして描かれているのです。

 

 また、宮下文書には男神であるヒルコさまが登場します。漁業に貢献した栄日子命 (えびすのみこと) さまとして描かれているのです。(注4)

 

 こうした古文献を比較研究して、そこに隠された暗号を解く事で真実の姿が見えてくるのです。そのように思えます。

 


注1:ウィキペディア - ヒルコ

 

注2:天磐櫲樟船
学校では教えないヒルコの真実|小名木善行

www.youtube.com

 

注3:ホツマツタヱ - ヒルコ

 

ヒル

ツクバのイサ宮で生まれる。昼に生まれたのでヒルコ。3歳になる年、父は42歳・母33歳の陽陰の節に当たり、その汚穢・隈が子に障るというのでイワクス船に乗せて流される。カナサキ夫妻に拾われ、西殿で育てられる。

 

注4:栄日子命さま

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

 

ヒヨルコと伊都能売神

 ヒヨルコさまは、伊豆能売の瑞の御魂から産まれてきます。その後伊都能売神皇となられるのですが、どうもこの過程で、伊豆能売さまと大宮能売大神さまの魂を統合されているように思えるのです。

 

 直霊には伊豆能売の瑞の御魂を頂き、四魂には、伊豆能売さまと大宮能売大神さまの厳の御魂と瑞の御魂を頂いているようなのです。

 

 成長の過程で、この四つの魂を統合して伊都能売神となり、常人を遥かに超えた能力を発揮しているのではないでしょうか。そのために造られた魂であるように見受けられるのです。

 

 それゆえ、聖徳太子のような超天才が生まれてきたのです。わざわざ、二柱の大神さまから二柱の女神を造り出し、協調関係に置いているのです。

 

 それゆえ、この神さまは一番に恐れられ、封印結界の最深部奥深くに封印されていたのです。

 

 最後に登場した聖徳太子の事績を顧みることにより、ヒヨルコさまの封印解除が完了したようです。これで、今回の課題の目的は達成されたかと思います。

 

 

神さまの眉唾話

 聖徳太子の最愛の妻 膳大郎女 (かしわでのおおいらつめ) がどうやら、ヒルコさまの転生者だったようです。ヒルコさまとヒヨルコさまとは姉弟の関係でしたが、このときは同時代に生まれ、夫婦となられたようです。

 

 このあたりのお話は、最近よく対話を交わすようになりました伊邪那美大神さまからお聞きしています。文献も存在しないであろう眉唾話ですが、ありえないお話でもないので、仮説の一つとして捉えています。

 

 ヒヨルコさまと伊都能売神さまのお話は、ヒヨルコさまからお聞きしました。この方、いまでは弥勒大神さまになられています。とても偉い神さまに進化してしまいました。

 

 魂は、生きている間にも進化するそうです。特に親和性の高い魂を四魂に持っていると融合しやすいそうなのです。

 

 それゆえ、菊理比売大神さまと六六六 (みろく) の大神 (宇迦之御魂神) さまの厳の御魂2つと瑞の御魂2つを統合して、生きながらにして伊都能売神となることが出来たのだそうです。

 

 いわゆる、チートというやつです。封印されて当然かもしれませんね。

 

 

聖徳太子の封印についての考察

 聖徳太子が夢殿に500ヤード (457m) の布でぐるぐる巻きにして封印されていた原因についての考察です。これもご本人さまに確認していますが、証拠文献のない眉唾話です。

 

 法隆寺の夢殿に祭られている救世観音像が聖徳太子の生前の姿を写して造られたと知った時、同族が聖徳太子の怨霊によって殺されたと信じていた当時の権力者たちが、この仏像に呪を掛けたのではないでしょうか。

 

 日月神示には、五度の岩戸閉めのお話が出てきます。最後の岩戸閉めは、仏教と共にやってきた仏魔によるものだと云われています。

 

 仏教の密教の中には、呪殺を行うことも可能な秘術があるとお聞きしています。これは、神道も同じことかもしれませんし、あらゆる宗教が内包する闇の部分ではないでしょうか。

 

 時の権力者たちは、聖徳太子が転生してくることを拒むために、夢殿にある救世観音に対して呪を仕掛けたのです。仏教ですから法術というのかもしれません。連日呪詛を投げかけたのです。

 

 蓄積された呪詛は、瘴気となって救世観音像から湧き出でてきます。この瘴気に充てられて法隆寺の僧侶でさえも拝むことが出来なくなってしまったのです。

 

 その原因を突き止めることが出来たのかもしれませんが、権力者に逆らうことが出来なく、敢えて布で覆って封印してのではないでしょうか?そして、その布による封印は時と共に厚くなっていった。

 

 江戸時代に、当時の権力者も力を失い、呪詛の掛けられている様子もないので、一度封印を解いたのではないでしょうか。しかし、未だに呪詛と瘴気は消えておらず、再度封印したのではないでしょうか。そのような妄想をしてみました。

 

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