ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

ブーグロー『顔の習作』2

f:id:tukishiro_art_lab:20190909115810j:plain

基本情報

F6 キャンバスボード 油彩
油彩で地塗り カーボンで転写 オリジナルメディウム使用

 

オリジナルメディウムの試用

プリマ描き用のメディウム

メギルプを使用して描いた絵は、乾燥後少し暗くなります。描くときに少し明るめにして描けば良いのですが、明るい絵を描く時には調整がむつかしそうです。

 

この問題を回避し、メギルプと同じような効果のありそうなメディウムを作ってみました。


配合は次のとおりです

ポピーオイル   4
スタンドオイル  4
バルサム     1
マスチックバニス 1
フラマン     1

 

かなりザックリとした配合ですが、バルサム同様にプリマ描きに適したメディウムとなりました。樹脂率(樹脂/(樹脂+乾性油))を17%程に抑えてあります。

 

スタンドオイルの配合比が高いので、出来上がってメディウムは粘性がかなり高いです。絵の具に混ぜすぎるとかなり光沢が強く出てしまいます。

 

使い方は、メギルプをプリマ描きに使った時と同様です。

 

最初に背景を描きます。メディウムテレピンで薄く解いて筆跡が残るようにざっくりと仕上げます。

 

一層目は、メディウムを使い大まかに色をおいてゆきます。

 

2層目は、メディウムを使わずに少量の絵の具を使って画面上での色彩の調整やディティールの書き込みを行ってゆきます。

 

3層目は、仕上げです。髪の毛や眉毛、まつ毛などの細い線を入れる場合、メディウムテレピンで溶いて使うと良いでしょう。

 

この作品の模写には約6時間ほどかかっています。地塗り済みのキャンバスボードに絵の線画を赤いカーボンで転写するところから始めています。

 

アクセスカウンターアクセスカウンター

 ブログランキングに参加しています。もし、記事を気に入ってくださいましたら、「ポチッ」とお願い致します。皆さまの応援が記事を書く意欲につながります。