事代主命と恵比寿信仰

美保神社のご祭神
前回の記事で次のように書きました。
前期出雲王朝時代に、徐福と穂日と武夷鳥の親子により幽閉殺害された大国主命と事代主命の存在を、紀元1世紀の大国主命と事代主命に書き換え、イエス・キリストの存在をかき消しているのです。
出雲神話では、事代主命を大国主命の皇子としていますが、実際は事代主命は出雲の素戔嗚尊と神大市比売命の義理の皇子になります。このとき、大歳の名を与えられています。後の饒速日になります。
事代主命はエビスとしても祭られています。エビス系神社は全国に7千社ほどありますが、その総本社が島根半島の東端にある美保神社と兵庫県にある西宮神社になります。(注1)
エビスさま
事代主命をエビスとして祀っているのが美保神社になります。西宮神社では、蛭子大神 (ヒルコ) をエビスとして祀っています。
美保神社の御祭神は三穂津姫命と事代主神であり、記紀神話によると母と子の関係になります。美保神社の系図にもそのように記されています。
御祭神
三穂津姫命
神さまの系図

相殿と夫婦神

美保神社の造り
実際のところ、美保神社のご祭神の事代主命と三穂津姫命は夫婦神になります。事実、お社の造りが夫婦神を祀る相殿の造りになっています。
右に三穂津姫命を祀り、左に事代主神を祀っています。千木が内削ぎの場合は女神が祀られていることを示し、外削ぎの場合は男神が祀られていることを表しています。
この祀り方、静岡浅間神社の大己貴命と木之花咲耶姫命の祀り方と逆になります。
静岡浅間神社では、大己貴命を祀る神部神社が右にあり、木之花咲耶姫命を祀る浅間神社が左にあります。何か意味があるのでしょうか?勧請した順番に関係がありそうです。
大国主命と事代主命は同神であり、事代主は饒速日に当たります。いづれの神も、その正体は、イエス・キリストです。
また、三穂津姫命は、別名に多紀理毘売命と木花咲耶姫があります。その正体は、マグダラのマリアになります。そのため、美保神社の御祭神は次のようになります。
出雲神話で、事代主を大国主の皇子であるとしたところ、不都合が生じてしまっているのです。美保神社は、出雲神話の成立前からあったと考えられます。
事代主を大国主の皇子としているのは、古代出雲王朝の八代目主王 大国主と副王 事代主の関係を反映させているのかもしれませんね。
美保神社のご祭神

事代主と三穂津姫
美保神社の公式サイトに、ご祭神について次のように記されています。
三穂津姫命五穀豊穣・夫婦和合・安産・子孫繁栄・歌舞音曲(音楽)
高天原の高皇産霊命の御姫神で、大国主神の御后神。高天原から稲穂を持ってお降りになり、人々に食糧として配り広められた神様で「五穀豊穣、夫婦和合、安産、子孫繁栄、歌舞音曲(音楽)」の守護神として篤く信仰されています。また、美保という地名はこの神の御名に縁があると伝えられています。
事代主神(エビス様)
海上安全・大漁満足・商売繁盛・学業・歌舞音曲(音楽)
大国主神の第一の御子神。鯛を手にする福徳円満の神エビス様として世に知られ、「海上安全、大漁満足、商売繁昌、歌舞音曲(音楽)、学業」の守護神として篤く信仰されています。また、出雲神話・国譲りの段において御父神・大国主神より大変重要な判断を委ねられた尊い神様です。
三穂津姫命の「夫婦和合・安産・子孫繁栄」は、木花咲耶姫命の御神徳に通じるところが有ります。
また、歌舞音曲(音楽)は、天鈿女命 (あめのうずめ) や大宮能売大神 (おおみやのめのおおかみ)に通じるところが有ります。
三穂津姫命の別名は、多紀理毘売命と木花咲耶姫になります。その正体はマグダラのマリアであり、天鈿女命 、弁財天、大宮能売大神でもあるのです。
稲荷神社最強説
大宮能売大神は、伏見稲荷大社に宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ) と佐田彦大神 (さたひこおおかみ) と共に祭られています。佐田彦大神は、饒速日命でありイエス・キリストに当たります。
伏見稲荷大社では、饒速日命と瀬織津姫命の夫婦神、そして、イエス・キリストとマグダラのマリアの夫婦神を祀っているのです。
稲荷神社の稲荷大明神を勧請すれば、次の神さまを祀ることと同等になるのではないでしょうか?
天照皇大神
饒速日と瀬織津姫をそのままの名で祀る神社は見当たりませんが、稲荷神社にこの夫婦神が祀られているのです。
おまけに、イエス・キリストとマグダラのマリアの夫婦神も祭られているのです。最強ではないですかね。
また、イエス・キリストは事代主命として祀らています。そして、事代主命はエビスとして祀られているのです。
ですから、稲荷神社を勧請することは、エビスさまももれなく祀ることになります。やはり、稲荷神社は最強です。
神屋楯比売の正体
美保神社の系図によると、事代主命は大国主命と妃の神屋楯比売 (かむやたてひめ) の皇子であるとしています。
神屋楯比売は、事代主命 (饒速日) の母ですから、その正体は神大市比売 (かむおおいちひめ) ということになります。実際は大国主命の妃ではなくて、素戔嗚尊の妃になります。
整理しておきます。
妃 三穂津姫命 (多紀理毘売命・木花咲耶姫・マグダラのマリア)
(素戔嗚尊と日向の卑弥呼の養女)
素戔嗚尊:ツキヨミの転生者
イエス・キリストは、アマテルの転生者であり、マグダラのマリアは、アシツ姫 (木花咲耶姫) の転生者になります。そして、神大市比売はサクラウチの転生者になります。
イエス・キリストとマグダラのマリアを祀る神社

美保神社では、事代主の名でイエス・キリストを祀り、三穂津姫の名でマグダラのマリアを祀っています。
静岡浅間神社で、大己貴命 (イエス・キリスト) と木花咲耶姫命 (マグダラのマリア) を相殿で祀っているのと同じですね。
同様に、静岡市清水区の御穂神社では、大己貴命 (イエス・キリスト) と三穂津姫命 (マグダラのマリア) を相殿で祀っています。
御穂神社
西宮神社
蛭子大神 (蛭児大神) をエビスとして祀る神社もあります。こちらの総本社は兵庫県にある西宮神社になります。(注1)
エビスは男性ですから蛭子大神はヒヨルコ (伊都能売神皇) のことだと考えられますが、伝承を読むとヒヨルコではなくてヒルコ (稚日女尊)を蛭子大神としているようです。
創建当初はヒヨルコをエビスとして祀っていたのではないでしょうか?しかし、後の時代に大人の事情でヒルコに入れ替えたのかもしれません。
御祭神
第一殿 (東) えびす大神 (蛭児大神)
第三殿 (西) 須佐之男命
ご祭神をホツマツタヱの神さまに変換すると、次のようになります。
えびす大神:ヒヨルコ (伊都能売神皇)
天照大御神:女神 セオリツヒメ・ホノコ
男神 アマテル
須佐之男命:ソサノヲ
ヒヨルコとアマテル、そしてセオリツヒメ・ホノコとソサノヲ、ホツマツタヱの時代における太陽王家と月王家の物語の役者がそろっていますね。
注1:西宮神社
和田神社
和田神社
しかし、なぜヒルコがエビスなのでしょうか?
本来、稚日女尊 (わかひるめのみこと) は和歌の神さまであり、海や釣りとは関係がないはずです。
どうやら、不具の子であったため川に流されたという伝承がエビスにつながったようです。
記紀でヒヨルコ (伊都能売神皇) の存在をアワシマに替えてしまったため、ヒルコ (稚日女尊) をエビスとする必要が出てきたのでしょう。その可能性が高いですね。
ホツマツタヱでもヒヨルコは「未熟児の死産だったので、葦船に乗せて流された」と記されています。(注1)
本来は、ヒヨルコを蛭子大神として祀っていたのですが、記紀との整合性を取るため、当局の要請に従いヒヨルコをヒルコに替えてしまったのかもしれません。
兵庫県神戸市の和田神社の伝承に次のように記されています。(注2)
蛭子大神が淡路島を出て本土に上陸された最初の地が和田岬でそこにあった森を『蛭子の森』と云い神代の昔に蛭子大神が祀られた西摂最古の聖地です。
この伝承によると、蛭子大神は淡路島から出てきた神だとされています
記紀神話では、伊弉諾神と伊邪那美神の二番目の子として淡島 (アワシマ) が登場します。
アワシマはヒルコと同じく、不具の子であったために葦船に乗せて流され、子の数には数えないとしているのです。
このアワシマがヒヨルコに当たるのです。
注1:ヒルコとヒヨルコ
注2:兵庫県神戸市の和田神社
今宮戎神社
エビス系の神社として、大阪の今宮戎神社 (いまみやえびすじんじゃ) も有名です。こちらは、事代主と稚日女尊をエビスとして祀っています。
御祭神
天照皇大神
月読尊
ご祭神をホツマツタヱの神さまに変換すると、次のようになります。
アマテル
素盞鳴尊:ツキヨミの転生者
月読尊 :ツキヨミ
天照皇大神と事代主命は同神で、饒速日となります。共にアマテルの転生者です。
ツキヨミとアマテル、そしてツキヨミとアマテルの転生者による高天原の神の経綸の役者がそろっていますね。
天照大御神と天照皇大神

天照大御神と天照皇大神を次のように解釈すると良いのかもしれません。
天照大御神 男女神
女神 セオリツヒメ・ホノコ 月王家
天照大神は、真の天照大神、天照大御神と天照皇大神、そして大日孁貴 (おおひるめのむち) を含む名称だと理解すると解りやすいかもしれません。
事代主命とエビス

海を渡り日本に回帰してきて富をもたらした神をエビスとして祀っているようですね。大国主命は大黒天として祀られています。
エビス
伊都能売:ヒヨルコ (観音菩薩)
大黒天
では、なぜ事代主命がエビスなのでしょうか?
この答えは、イエス・キリストにあります。イエスでもなくキリストでもないイエス・キリストであるところにこの謎を解く鍵が隠されているのです。
神上がりされたアマテルの御霊は、その分霊を二人のイエスとして紀元1世紀の黄泉の国へと転生させます。
ナータン系のイエスとソロモン系のイエスです。それぞれ、祭祀王系と統治王系の血筋になります。
ソロモン系のイエスはナザレにはいなかったのです。福音書の記述が微妙に違っているのは、聖家族が二組にいたからにほかなりません。
ソロモン系のイエスは12歳で他界し、ナータン系のイエスの御霊と融合します。指導神となったとも言えます。
また、ナザレのイエスは30歳の時、ヨルダン川の畔で、洗礼者ヨハネによる洗礼を受けます。
このとき、イエスにキリスト意識が降りたのですが、このキリスト意識の正体がヒヨルコの御霊だったのです。
ヒヨルコは伊都能売神皇です。そして、観自在菩薩であり観世音菩薩でもあるのです。
イエスの黄泉の国での神の経綸を補佐するために、キリスト意識としてイエスの御霊と融合したのです。
このため、事代主命の御霊には、ヒヨルコの御霊も含まれていたのです。これが、事代主命がエビスとされている真の理由なのです。
当時は霊的能力に優れた巫女が多かったでしょうから、事代主の御霊にヒヨルコの御霊が付いていることを皆が知っていたのではないでしょうか?
ヒルコと御年神

イサナギとイサナミの皇子は、ヒルコとヒヨルコ、アマテルとツキヨミの四人になります。ソサノヲはイサナギとイサナミの皇子ではありません。
それでは、高天原の神の経綸において、ヒルコの転生先は誰だったのでしょうか?
先日の記事では、ソロモン系のイエスの御霊が磐余彦 (いわれひこ:神武天皇) へと転生したことを特定しました。
すると、神武天皇の后となられた御年神 (みとし) には、誰が転生していたのでしょうか?それなりの人物である必要があるかと思うのです。
この方なら、アマテルの分け御魂が宿る神武天皇とつり合いが取れますでしょう。
仮想神仏美術館 第四展示室

伊邪那美尊_03

天照大神_03

月読尊_03

瀬織津姫_03

宇迦之御魂神_03

素戔嗚尊_03

饒速日命_03

木花咲耶姫_03

磐長姫_03

稚日女尊_03

菊理媛尊_03

桜田媛_01

バステト神_02

泣澤女神_02

速佐須良比売神_01

多加王_02
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