解読 日月神示
上つ巻 第七帖(七)
いくら金積んで
神の御用さしてくれいと申しても、
因縁のある臣民でないと
御用出来んぞ。御用する人は、
どんなに苦しくても心は勇むぞ。
この神は小さい病治しや、
按摩(あんま)の真似(まね)させんぞ、
大きな病を治すのぞ。神が開くから、
人の考えで人を引っ張ってくれるなよ。
六月の十七日、一二のか三。
解読
> いくら金積んで
>神の御用さしてくれいと申しても、
>因縁のある臣民でないと
>御用出来んぞ
神さまの御用は、因縁のある人にしか出来ない仕組みとなっている様です。
将来有望な事業と成りそうだからと融資を申し出たところで、関わることは出来ないと言っているのでしょう。
>御用する人は、
>どんなに苦しくても心は勇むぞ。
神さまの御用は、人の五倍も十倍も働く人でないと務まらないと言われています。
しかし、このような人は、その仕事がどんなに大変でも心勇んで突き進むということを言っているようです。
たとえば、アート関連の制作会社の実働時間は凄まじいものがあります。
月350時間から400時間の労働は当たり前なのです。
労基法に引っ掛からないのには、仕掛けがあります。
皆さん、自営業扱いなのです。
管理人が二十代の頃勤めていた制作会社でも事情は同じでした。
ところで、「君の名は」の新海誠監督の月の労働時間は450時間だそうです。やはり、第一線で活躍されている方は違いますね。
>この神は小さい病治しや、
>按摩(あんま)の真似(まね)させんぞ、
この神さまがかかると、いわゆる巷の霊能者さんがやられるような病気治しや心霊治療のような真似はさせないと言っています。
この神様は、各分野の第一線で日夜切磋琢磨しておられるような方を対象としているようです。
>大きな病を治すのぞ。
世界の病理を根本から治癒するといっています。
数多の職業人をかき集め、新たな文明の礎となるような人材をもってして世界の変革を行うようです。
>神が開くから、
>人の考えで人を引っ張ってくれるなよ。
神縁にて神が人を引き寄せるといっています。
人の考えで人を引き寄せるべからず。
と言っています。