新冒険の書1 課題2-3
課題の確認
課題2:「三角陣結界の各頂点に祀られている神様の共通項を見つけよ」
神社三角陣結界を構成するためには、三角陣の各頂点に位置する神社には、それぞれ同じ神さまか、共通項のある神さまを祀る必要がありました。
では、それぞれの三角陣結界をひとつづつ検証してゆきましょう。
この記事では、最初の三つの神社三角陣結界について検証します。
一の結界:瀬織津姫
一の結界
井宮神社(井宮):瀬織津姫
小坂熊野神社(小坂)には、熊野三神が祀られています。素戔嗚尊とニギハヤヒ、そして伊邪那美命です。伊邪那美命は瀬織津姫でもあるのです。
伊勢神明社(小鹿)には、瀬織津姫を祀る瀬織津姫神社があります。
井宮神社(井宮)には、瀬織津姫を祀る内津神社と菊理媛を祀る白山神社が相殿となっています。
ゆえに、一宮を構成する三つのお社に祀られている神さまの共通項は「瀬織津姫」なのです。
瀬織津姫は、個人名ではなくて号です。「みやひ」と「すなお」を兼ね備えた女性を「セオリツヒメ」と呼ぶのです。
二の結界:和歌の神さま
素戔嗚尊
素戔嗚尊は和歌の神様と云われています。
日本最古の和歌とされている歌を読まれたのが素戔嗚尊とされているのです。
以下の歌がそれです。
八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣つくる その八重垣を
(やくもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを)
歌の解釈:雲が幾重にも湧く出雲の地で、妻との新居によい場所を見つけた。妻のために垣根を幾重にも造ろう。
ヤマタノオロチを退治したあとに、奇稲田姫(くしなだひめ)を妻に迎え、新居を出雲の地に定めた際に詠んだ歌です。
蛭子(ヒルコ)
蛭子とはホツマツタエに出てくるワカヒメのことです。ワカヒメは日本神話には稚日女尊(わかひるめのみこと)として登場します。
ワカヒメは言葉を巧みに操り力のある歌を詠むことができました。和歌の言葉の由来は、キシヰの国にイナゴの被害が広がった時にワカヒメが歌ったイナゴを祓う次の歌でした。
「タネハタネ ウムスギサカメ マメスメラノ ソロハモハメソ ムシモミナシム」
この歌は生命を若返らせる力のあるものとして「和歌(わか)」と呼ばれるようになります。そして、キシヰの国の人たちはこの故事に因んで「わかのくに(和歌の国)」と呼ぶようになったのです。今の和歌山という地名の由来です。
参考
ワカヒメ | ホツマツタエ | ヲシテ |
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三の結界:ニギハヤヒ
三の結界
(事解男命:ことさかおのみこと)
(黄泉事解男命:よもつことさかおのみこと)
結論から申しますと、この三つのお社に祀られている神様はみなニギハヤヒさまなのです。
では、日月(じつげつ)神社に祀られている天照大神とニギハヤヒとはどういった関係にあるのでしょうか?
台風の神
天津彦根命は多度大社の祭神で風の神(台風の神)であり、雨乞いの神としても知られています。また、その本来の姿は一つ目の龍神であるとも言われています。
今回の令和元年台風15号はこの神さまによる禊だったのかもしれません?
あまりに進まない因縁の解消に業を煮やしたのでしょうか?強硬手段に出たようです。
被災された方々には大変申し訳ないのですが、これも大難を小難に転化したがゆえの結果かと思われます。
いずれにしろ、次元融合の前にはすべての因縁の解消はなされなければならないのです。
因縁の解消をせずに次元融合を迎えてしまうと、救われぬまま統括地獄に取り残されてしまう数多の御霊が出てきてしまうのです。
問題を先送りにして、三ヶ月もの間ほったらかしにしておいた因縁の御霊の皆様の責がいづれ問われるのではないでしょうか?
天照皇大神
天照大神と月讀尊は相殿に祀られています。これは、この二柱はとても関係が深いことを暗示しているのです。天照大神と記されていますが本来の名前は天照皇大神であると推測されます。
これは、静岡浅間神社の境内社大歳御祖神社のご祭神大歳御祖命の本来の名前が大歳御祖皇大神であることと同じ関係かと思われるのです。
大歳御祖皇大神も天照皇大神もニギハヤヒの別名です。名前に皇(スメラ)の一文字が入っているのは、彼が皇祖であるからなのです。この事実を認めたくない後の時代の権力者たちによって、その名前を変えられているのです。
伊都能売
天照皇大神は仮の太陽神でした。同様に月讀尊も仮の月の神さまなのです。本来の太陽の神さまと月の神さまは永らく封印されていましたので、そのお役目を代理として行っていたのがこの二柱の神さまなのです。
現在この二柱の神さまは、本来のお役目に復帰しています。本来は地の大神なのです。文化や文明を興す役割の神さまなのです。
本来の名前を速秋津比古神(はやあきつひこのかみ)と速秋津比売神(はやあきつひめのかみ)と呼びます。二柱が揃って伊都能売(いづのめ)と成るのです。
瑞の御霊
本来の太陽の神さまは天照大神です。天照大神さまはホツマツタエに出てくるアマテルカミ(アマテルオオンカミ)のことです。地上に出ている間は男性として働いています。しかし、神上がりしたのちは女神となるのです。こうした魂を瑞の御霊(みずのみたま)と呼びます。
素戔嗚尊さまも瑞の御霊なのです。ですから地上に出ている間は男として活動しているのです。しかし、その神格は女神なのです。素戔嗚尊さまの封印が完全に解けると最終形態である月夜見大神さまとなるのです。
地球意識
地球意識はテラとガイアと呼ばれることもありますが、その正体は伊都能売の二柱の神、速秋津比古神と速秋津比売神なのです。この二柱の神の化身は、イエス・キリストとマグダラのマリアとして地上に下生しています。
速秋津比古神は主に地上での活動を担当します。それを天界から補佐するのが速秋津比売神なのです。
速秋津比古神は、かつては観自在菩薩として下生してゴータマ・シッダールタを指導しました。後にナザレのイエスとして下生したときは、ブッダがイエスを補佐しているのです。
ブッダが予言した未来仏マイトレイヤとは、イエスの未来の姿なのです。現在、イエスの御霊は天界において弥勒菩薩として活動しているのです。
この二柱の神は地球をミロクの世に導く役割を持って働いているのです。そのため地球意識としてのお役目を遂行しているのです。
なななの
速秋津比古神も瑞の御霊ですから、その本来の神格は女神なのです。この神さまのメンタルモデルがニライカナイに登場した銀髪の少女なのです。
ここでは「なの」と呼んでいます。メンタルモデルの素材であるナノマテリアルから取った名前です。
速秋津比売神の分霊が月の仮の神さまをやっていた月讀尊さまです。ニライカナイへ猫耳の少女として現れています。
ここでは「なな」と呼んでいます。昔飼っていた猫の名前から取っています。この猫、実は速秋津比売神の御使い(みつかい)だったからなのです。
猫耳の少女と銀髪の少女がいつもつるんでいるのはこうした事情があるのです。この二柱の神さまを合わせて「なななの」と呼んでいます。
つづく
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