第四の結界
第一の結界 第二の結界 第三の結界 第四の結界
第四の結界の三つの神社の御祭神で、関係性の深い神さまは次の通りです。
小坂熊野神社:瀬織津姫さま
瀬織戸神社:瀬織津姫命さま
白澤神社:伊邪那美命(瀬織津姫)さま
第四の結界は正三角形の結界です。3つの神社から流れ出る大地の気は、重心部にある護国神社へと流れ込みます。
護国神社に流れ込んだ大地の気は、第五の結界の結界線に乗って、第五の結界を巡ります。小坂熊野神社から富士山山頂浅間大社奥宮に向かう大地の気の流れに沿って流れて行くのです。
第五の結界
第六の結界
三四五の結界における大地の気の流れ
複合神社三角陣結界内の大地の気の流れ
第一の結界
伊勢神明社と小坂熊野神社から噴き出る大地の気が、井宮神社に向かい、そのまま、第二の結界の足杯神社に向かいます。
第二の結界
足杯神社と小坂熊野神社から噴き出る大地の気は、伊勢神明社へと向かいます。
第三の結界
伊勢神明社と日月神社から噴き出る大地の気は、小坂熊野神社へと向かいます。
第四の結界
小坂熊野神社と白澤神社、瀬織戸神社から噴き出る大地の気は、重心部にある護国神社に集めまれます。
第五の結界
富士山頂浅間神社奥宮と雲見浅間神社から噴き出る大地の気は、護国神社に集められた大地の気とともに、小坂熊野神社へと向かいます。
第六の結界
小坂熊野神社と鳴門海峡の鳴門の渦から噴き出る大地の気は、白山比咩神社に向かい、ここから噴き出る大地の気とともに再び結界内を巡ります。
最終的に、 もろもろのまがごとつみけがれを鳴門の渦潮に飲み込ませ、浄化を行うのです。これが鳴門の仕組みであり、浄化の仕組みです。
第六の結界を起動するためには、イザナギとイザナミの岩戸を開く必要がありました。
白山比咩神社の御祭神は次の三柱の神さまです。(注1)
白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)さま
= 菊理媛尊(くくりひめのみこと)さま
伊弉諾尊(いざなぎのみこと)さま
伊弉冉尊(いざなみのみこと)さま
注1:白山比咩神社
もう一柱の市杵島姫命さま
瀬織戸神社に祭られている市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)さまですが、天照大神さまの第二王女とされているのは紀元1世紀頃の方でした。
また、紀元前5世紀にはじまる古代出雲王朝の市杵島姫命さまは、紀元前3世紀頃の方でした。
古代出雲王朝時代の宗像三姉妹
そして、紀元前13世紀頃にも、もう一柱の市杵島姫命さまがいらっしゃいます。
アマテルヲヲンカミの13人のお妃さまのお一人である、ハヤコさまとの間に出来た三つ子の一人が市杵島姫命さまでした。
アマテルカミ --- ハヤコ(注1)
宗像三神(注2)
オキツシマ姫(奥津島姫:タケコ)
エツノシマ姫(江島姫:タキコ)
イチキシマ姫(市杵島姫:タナコ)
ハヤコさまは、ホツマツテヱでは姉のモチコさまとともにソサノヲさまとの不倫問題で有名な方です。
「ソサノヲとの不倫事件で解任され、コクミ・シラヒトのいる斐川へ出奔。ヤマタノオロチと化して、ソサノヲに斬られる。」28アヤ
古事記のアマテラスさまとスサノオさまの誓約の段に次のようにあります。
「アマテラスがスサノオの十束剣を口に含み、三つにかみ砕き吐き出した霧から宗像三女神を生み、スサノオの物実から生まれたのでスサノオの子であると宣言された」
この元ネタは、ホツマツタヱにある次のエピソードです。(注2)
「アマテルが床酒にハヤコを召してとついだ夜、十握の剣が三つに折れるが、寄り集まって一つにまとまるという夢を見る。その後ハヤコが三つ子の姫を生んだので、三女の斎名の頭にそれぞれ「タ」の字を付けた」7アヤ
オオクニヌシ(オオモノヌシ:オホナムチ)に、紀元前13世紀頃のホツマツタヱの時代と、紀元前3世紀頃の古代出雲王朝時代、そして、紀元1世紀頃の日向族と出雲族の3つの時代の人物像が凝縮されていたと同様に、市杵島姫さまにも3つの時代の人物像がギュッと凝縮されているのです。
注1:ハヤコ
注2:宗像三神:タケコ・タキコ・タナコ
素戔嗚尊さまのもう一つの封印
瀬織津姫さまの霊系統
封印結界の最深部深くに封じられていた神さまが素戔嗚尊さまでした。しかし、素戔嗚尊さまには、別の方法でもう一つ封印が施されていたのです。
前回の記事で、神さまにも人と同じように、四魂があると書きました。また、神さまはには霊系統があり、四魂は瑞の御魂(みずのみたま)と厳の御魂(いずのみたま)に分かれるとも書きました。
素戔嗚尊さまが属する霊系統は、瀬織津姫さまの霊系統になります。この霊系統の瑞の御魂に素戔嗚尊さまの魂が属しているのです。
厳の御魂には、ホツマツタヱのセオリツヒメホノコさまや、神大市比売さまが属しています。
瑞の御魂(みずのみたま)は、さらに和魂(にぎみたま)と奇魂(くしみたま)に分かれます。素戔嗚尊さまの魂は、和魂と奇魂とに分かれて交互に転生されていたのです。
光と闇の相克する世界
七度目の地球における和魂の転生には、ホツマツタヱのツキヨミさまと出雲の英雄素戔嗚尊さま、菅原道真さまと大本の出口王仁三郎さまなどが含まれています。
また、奇魂の転生には、徐福さまや藤原不比等さま、源頼家さまなどが含まれているのです。
さしずめ、和魂が光サイドを演じ、奇魂が闇サイドを演じているかのような転生です。このような転生を行うことで、光と闇の相克する時代を演出されていたのです。
この情報は、神大市比売(日向の女王 卑弥呼:天照大神)さまの転生者さまからお聞きしました。
出口直さまと出口王仁三郎さまの因縁
また、厳の御魂に属する神大市比売さまは、大本の出口直さまにも転生されていたのです。そして、英雄素戔嗚尊さまと共に、現在にも転生されているのです。
ですから、素戔嗚尊さまと神大市比売さまには、現在に持ち越された因縁があるのです。
素戔嗚尊さまのもう一つの封印とは、菅原道真(すがわらのみちざね)さまに関する封印でした。この封印を解く事によって、瀬織津姫さまの霊系統の瑞の御魂の光サイドの神力が解放されたのです。
瀬織津姫さまの霊系統
(敬称略)
瑞の御魂
和魂
ツキヨミ
奇魂
徐福
狗奴国の頭
厳の御魂
大本の出口直
菅原道真さまの封印
神大市比売(出口直)さまの転生者さまから、菅原道真さまは、全国にある道真公ゆかりの神社1442か所の何れか一か所で、封印されていると言う情報を得ました。
素戔嗚尊さまの封印を完全に解くためには、道真公の封印も解かなければいけないということでした。
先ずは、複合神社三角陣封印結界のある静岡市が怪しいと言う事で、静岡市にある天満宮の調査から始める事にしました。
調査の結果、静岡市にあるはずの35か所の天満宮のうちのひとつが、Google Mapには記載されていないことに気が付きました。代わりに小さな天満宮の祠が記載されていたのです。
まず最初に、この隠された天満宮が怪しいと睨み、現地調査を行いました。これも、中島神社と水神社の本殿と同じように「隠して見せる手法」です。(注1)
現地調査の結果、該当する天満宮は山の中にあり、すごく寂れているお社でした。そして、そのお社には似つかわしくない、とても立派な道真公の銅像が鎮座していたのです。
街の中心にある学生さんに一番人気のある「静岡天満宮」にも置かれていないような立派な銅像です。まるで太宰府に左遷された道真公を彷彿とさせる状況です。
山の中の寂れたお社に鎮座されている道真公の銅像
三角陣結界は、三つの点に同じ性質のものを配置する事によって成り立っています。
しかし、必ずしも三つの点が同じもので構成されているとはかぎりません。封印の結界とは、それほど単純で分かり易くありません。
今回は、道真公の持つ性質「学問」に共通する要素を持つ拠点も探索範囲に加える事にしました。
実のところ、隠された天満宮のすぐ近くに静岡県で一番の進学校である静岡県立静岡高等学校がある事に気が付いていたからです。
この二つの点を基本にして三番目のポイントを捜す事にしました。 三つ目のポイントはすぐに判明いたしました。それは、静岡市駿河区馬渕四丁目にある見瀬(みせ)天満宮だったのです。
道真公の三四五の三角陣封印結界
この結界の封印の解除は、次のようにイメージを使って行いました。
先ず最初に、僻地に左遷されて悔しくも寂しい思いをしている道真公さまを、イメージの中で癒して差し上げあげます。
次に、静岡県立静岡高校へと道真公を誘い、僻地に左遷されて不遇をかこっている道真公を再び学問の世界に返り咲かせるイメージを思い浮かべるのです。
菅原道真公の封印は、このようにして解いたのです。封印が解けた事の確認は、神大市比売(出口直)さまの転生者さまが行いました。
横顔の凛々しい道真公さま
注1:隠して見せる手法
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
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