ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

国常立尊さまの3つの課題 3-5

神の定義

 鉱物、植物、動物、人間、いずれでも神に至る可能性を秘めているといわれています。(注1)

 

 神に至るためには、必ずしも人間である必要はないようです。

 

 これは、何らかの理由で地獄の最深部にまで堕ちた魂が、再び霊性進化の道を歩もうとした時に、必ずしも、人としての人生を歩む必要がないという事です。

 

 他の宇宙から悪の御用を担う為に招かれた存在や、高次元存在でありながら、邪神や悪魔に挑み敗れ、堕天使となり地獄の最深部に封じられていまった魂など、再び、人として生きたいと思うのでしょうか?

 

 こうした魂の救済策として、鉱物意識や植物意識、動物意識から神に至る道が用意されているのです。

 

 そのために、実験世界における浄化の過程を経た魂には、鉱物意識や植物意識、動物意識の体験をさせているのです。

 

注1:神に至る可能性

 

魂の浄化システム

 邪神統治時代では、一度地獄に落ちてしまった魂は、その本体から切り離されてしまいます。一人で、地獄から抜け出さなければならないのです。

 

 そして、地上に送り込んだ分霊が地獄落ちしてしまうと、本体の霊性の進化にも滞りが生じてしまうのです。

 

 なんとしても、地獄落ちした分霊を救い上げる必要があるのです。しかしながら、邪神統治時代においては、なかなか思うようにはいきませんでした。

 

 地獄の魂の浄化システム自体がが、光サイドの高次元存在の力を削ぐことに重点が置かれていたからです。

 

 実験世界での地獄の魂の浄化システムでは、地獄の領域に高次元存在が降りてくることが許されているのです。

 

 地獄落ちした分霊を救い上げるべく、数多の仲間たちがともに魂の浄化を手伝うことが出来るのです。(注1)

 

 高次元存在ともなれば、数多の転生を繰り返していますから、人格を持つ霊人たちの集合魂となっているのです。

 

注1:参考ブログ記事

siriusbunmei.hatenablog.com

 

悪の御用を担う魂

天使と悪魔の転生

 

 悪の御用を担う魂は、光サイドと闇サイドに交互に転生を繰り返しながら、光と闇が相克する時代を作ってきました。彼らは天使であり悪魔なのです。

 

 それゆえ、一つの魂の中に、DSの礎を築いた渡来系の人物がいたり、渡来系の侵略者たちを退け、英雄的な働きをして神として祀られている人物がいるのです。

 

 この様な存在の半分を、悪だからと言って魂のリセットをしてしまうのは早計な気がします。

 

 彼らは、この世界に弱肉強食の論理に基づく悪の概念を持ち込み、光の存在を鍛えたのです。

 

 闇に勝利した光は、今度は闇サイドの彼らに、愛と感謝に基づくこの宇宙の生き方を教えることとなるのです。

 

 これが、この世界に闇の存在を招き入れた、元の元の元の大神さまの目的ではないかと思うのです。

 

 ですから、悪行がひどいからと言って、単純に魂を消去して良いのか否か、疑いがもたれるのです。

 

 この課題において、人類がアセンションするにふさわしいか否かを問われているように思います。

 

 国常立尊さまのような苛烈な性格を持つ、数多の神々が誕生してしまっては、困るのです。

 

魂の進化:人

 

悪行ポイントと善行ポイント

 

 地獄霊となった方々は、これまでに蓄積してきた悪行ポイントを消去する為に、被害者となった人々の苦しみを追体験します。

 

 すべての追体験を終え、悪行ポイントが0となれば、いよいよ人への転生が待っています。

 

 数十憶もの悪行ポイントを重ね、地獄の最深部に堕ちた堕天使たちは、追体験による悪行ポイントの消去と共に、癒し期間に善行ポイントも貯めています。

 

 元々、7次元や8次元の高次元存在であった魂ですから、悪行ポイントが消えたとたんに、再び5次元以上の高次元領域へと帰還することも可能なのです。

 

 そのためには、魂の癒しの過程で巡る意識の進化過程で、いかにして善行ポイントを稼ぐかが鍵となるのです。

 

強大な魔物

 

龍種:ドラゴン

 

 魔物はレヴェル1のゴブリンだけではありません。浄化済みの魂を集めて、より強大な魔物となることが出来るのです。

 

 強大な魔物からは、強力な魔核が採取できます。強力な魔核はより強力な魔道具の動力源として使われます。

 

 強力な魔道具の一つに魔剣があります。魔剣は強大な力のある魂を宿しています。中には、人化の能力を有する魔剣もあるのです。

 

 また、龍種などの強大な力を持つ魔物の中にも、人化の能力を宿す者もいるのです。

 

 彼らは、鉱物意識より先へ進化せず、魔物や魔剣などの魔道具として生きる道を選択しているのです。

 

龍と龍神

 

龍神

 

 龍種は、魔物の頂点に君臨する存在です。彼らは、人との闘いを避けて、高山の頂きに住んでいます。

 

 龍種の役割は、魔物の調整を行うことです。魔物の住む領域を定めたり、スタンビートを起こすまでに大量に発生した魔物を適時間引いているのです。

 

 未だ勇者が準備できていない時期外れの時に、魔物の大量発生が起これば、人類の脅威となりますから、人知れず密かに調整しているのです。

 

 龍種の寿命は長く、数千年に渡り活動を続けます。魔物の調整役として善行ポイントを稼ぎながら、高次元存在へと上り詰めるのです。

 

 彼らは、上空から森の全体像を観ることが出来ますから、森の守護者としての働きもします。

 

 健康な森を維持するべく、森の守護者である、世界樹の精霊たちや森に住む獣人たちと共に、適宜間伐を行っているのです。

 

 龍種は、このような働きを通して霊性の進化の過程を歩むのです。神格を得た龍種は、いづれ龍神へと進化するのです。

 

 かつてのドラコニアンやレプテリアンたちは、進化の過程を龍種として歩む道を選ぶことが多いようです。

 

世界樹と精霊

 

 植物意識の状態から先への進化過程に進まず、樹木から大樹へ、そして世界樹への進化過程を選ぶ魂もいます。

 

 世界樹ともなると、強大な力を秘めた魂ですから、森の管理者の長である精霊王となります。

 

 精霊王は、人語を解し、人化の能力も有していますから、人の前に姿を現すこともあるのです。

 

 世界樹は森の管理者です。森に住む動物や鳥たち、植物や魔物たちに住みやすい環境を提供するというお役目です。

 

 世界樹への進化の道を選ぶ者は、高次元存在にまで上り詰め、邪神に挑み破れて、堕天使となり地獄の最深部で辛酸を舐めてきた魂に多いようです。

 

 人類の為に良かれと思って行った行為が、逆に後々の人々を苦しめることとなり、時間の経過とともに悪行ポイントを積み重ねることとなったのです。

 

 こうした経験から、再び高次元存在にまで上り詰めて、人類の指導者となることに戸惑いを感じているのです。

 

 勇者となり、魔王を倒したまでは良かったのだが、その後その強大な力を恐れた人類から、暗殺者を仕向けられたという、よくありがちな物語の主人公のような心境でしょうか?

 

動物から神獣へ

 

神獣

 

 動物意識のまま進化の過程を選ぶ魂もいます。聖獣への進化も道です。聖獣は、強大な力を秘めた魂であり、人語を解し人化の能力を有します。

 

 一例を上げるとすれば、物語によく出てくる、狼から神獣フェンリルへの進化過程が挙げられます。神獣は、獣人たちにとっての神であり、森の守護神でもあるのです。

 

 神獣へ至る進化過程は、魔の僕となり、散々人類に対して散々悪行を行ってきた魂が選択することの多い進化過程です。

 

 彼らは、再び人類としての人生を歩むことに戸惑いを感じている魂たちです。魂の浄化の過程を通して、彼らの心の奥底にはトラウマが植え付けられているのです。

 

 再び人として生きれば、また人々を傷つけてしまうのではないか、また被害者の人生の追体験という恐怖の体験をさせられるのではないかというトラウマがあるのです。

 

大自然の保護者

 

森林

 

 龍種や世界樹、聖獣たちは、大自然を管理する神々さまとの契約に従い進化の道を選びます。彼らは、大自然の保護者となり、人類による破壊行為から自然環境を守るのです。

 

 元々が人として生きてきた魂ですから、人の言葉を理解し話す事も出来るのです。そして、蓄積した魔力量が規定値を満たせば、人化の魔法が使えるのです。

 

 龍種は、魔物と動物たちや獣人たち、森に住む亜人たちとの居住領域を分け、無駄な諍いが起こらぬように調整を行います。

 

 また彼らは、世界樹の眷属である精霊たち、獣人たちや亜人たちと協力して森の間伐や整備を行っています。

 

 このとき、龍種は人の姿を取り竜人となって、彼らと共同作業をするのです。大きな姿のままでは何かと不便だからです。

 

 この世界では、森林と草原があり、人類は主に草原に都市を作って暮らしています。草原に接する森の浅い領域の管理は人が主に行っています。

 

 森の開発に関しては、森の管理者たちとの合意に基づき行われていますし、過度な開発が行われぬように常に監視されています。

 

獣人の誕生

 

獣人

 

 人里近くに住む動物たちの中で、人への進化の過程を選ばず、独自の進化の過程を選ぶ者たちが出てきます。

 

 堕天使と呼ばれる存在は、かつて人として生き、神近き高次元存在まで上り詰めながら、邪神や悪魔たちに挑戦し敗れ、彼らの奸計により地獄の最深部に叩き落されたのです。

 

 その後の長い地獄暮らしから、再び魂の浄化の過程を経て、動物意識にまで経験を積んできたのですが、人として再び生きることに恐れを抱く魂がいるのです。

 

 彼らは、人とは違う独自の文化を持つ存在として、人ではないが人に近い獣人としての進化の道を選びます。

 

 彼らは、シェイプシフターであり、獣人と獣との両方の姿を取ることが出来ます。そうして、世界樹や聖獣が守る森の奥深くで生きる道を選ぶのです。

 

 獣人たちは、龍種や世界樹の精霊たちと共に、森の管理を行います。

 

 森の中では、魔物の住む領域は分かれていますし、魔物は人以外を襲いませんから、獣人にとっての脅威とはならないのです。

 

ケモミミ族

 

ケモミミ

 

 長らく、獣人として森の奥深くに住み続けながら、少なからずも人との交流を通して、人としての暮らしへの興味を持つ者が出てきます。

 

 この世界にはすでにDSやカバルたちはいませんから、かつての地球に生きた人類とは少し違うことに気がつくのです。

 

 こうした者たちの中から、人里へ降りてゆく者たちが出てきます。彼らは、元々シェイプシフターですから、人に近い新たな姿を取ります。

 

 獣人であるというアイデンティティーを、耳と尻尾を残すことで保ちながら、人に近い姿を取りますから、いわゆるケモミミの姿になるのです。

 

 彼らは、いつでも獣人や獣の姿に戻ることが出来ますから、人里での暮らしが嫌になったら、獣人の里に戻ればよいのです。

 

 ケモミミ族は、魔物からは人として捉えられますから、攻撃の対象となります。そのため、ケモミミ族の中には冒険者の道を選ぶものも出てくるのです。

 

他の世界からの移住者

森への移住者

 

 実験世界では、森の管理者としての龍種や聖獣、世界樹の精霊たち、獣人たちの存在があります。

 

 魔物の住む領域と、動物たちの住む領域を絶妙に分けて管理下に置いているのも、森の管理者の務めです。

 

 この様に理想的な形で管理された森に魅力を感じて、他のフラット世界からの移住者が現れてきます。

 

 各々のフラット世界は、基本的に移動が制限されていますが、魂のみでの転移や転生は許可があれば可能です。

 

 フラット世界の管理者である神々は、自分たちの世界から実験世界に住民の魂を送り込むにあたり、NPC(バイオロボット)を用意します。

 

 NPC(バイオロボット)は、実験世界の環境に合わせて作られた、移住者のための体であり、元々の体の肉体的特徴を残しているのです。

 

 しかし、種族によっては人と判断され、魔物の襲撃の対象となるのです。こうした危険性を踏まえながらも、この世界への移住を望む存在がいるのです。

 

亜人たちの登場

 

 他のフラット世界からの移住者に多いのが、頭に獣の姿を残した獣人たちです。彼らは、哺乳類から進化した亜人です。

 

 また、物語に出てくる、耳の長いエルフや体は小さいが力の強いドワーフといった種族もいるのです。

 

 これは、物語に出てくるような亜人たちのプロトタイプが、彼らフラット世界の存在だからです。

 

 実験世界が設けられたのは、3万年前のフラット世界です。高次元領域の存在にとって、時間は可逆的なものですから、過去や未来への渡航は自在なのです。

 

 すでに、最初の実験世界では3万年の時間が経過していますが、後に他のフラット世界にも、このシステムが採用され、数多の異世界が生まれることとなってゆくのです。

 

 現在、巷に溢れている数多の物語の原型を、こうしたフラット世界に作られた異世界で起きた事象に見出すことができるのです。

 

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