アマテラス(神大市比売)さまの第二王女である、市杵嶋姫命(磐長姫)さまを水の神さまとして祭り上げることで封印となしていたのです。
第七の結界
第七の結界は、水の女神さまである瀬織津姫さまに関する結界であり、市杵島姫命さまを封じるための結界となっていました。
また、この結界があるがために、複合神社三角陣封印結界の第一の結界にある封印の仕掛けを解いたとしても、結界内を流れる大地の気の流れに滞りが生じていたのです。
第七の結界は、小坂熊野神社(静岡市駿河区小坂)と富士山本宮浅間大社(富士宮)、水神社(賀茂郡南伊豆町)の三つのお社で構成されていました。(注1)
第七の結界
賀茂郡南伊豆町の水神社は、神社庁のリストにも記載がないような小さな祠ではあるのですが、Google Map にはしっかりと記載されていたのです。
おまけに、現地写真までネット上に見つけることが出来ました。
よくよく調べてみると、この小さな水神社の祠を補強するかのように、もう一つの三四五の三角陣結界が存在していたのです。これを第八の結界とします。
第八の結界
C:水神社(下田市堤浦)
第八の結界(クリックすると大きく見ることが出来ます。)
AとBの水神社は、静岡県神社庁のリストにも掲載されていない小さな祠ですが、Cの水神社は静岡県神社庁のリストに掲載されている立派な神社でした。
そして、Bの小さな祠は、Aの小さな祠と同様にネット上に現地写真を見つけることが出来たのです。
この水神社を使うことで、第七の結界の水神社を補強していたというわけです。実に芸が細かい仕組みです。
注1:富士山本宮浅間大社
水の神さま
小坂熊野神社に祭られている瀬織津姫さまの御本尊は那智の滝ですから、立派な水の神さまです。水神さまはその名の通り水の神さまです。
古代出雲王朝時代の宗像三女人の市杵島姫命さまは水の神さまですが、アマテラスの第二王女とされる市杵島姫命さまは水の神さまではないのです。
厳島神社に単独で祭られている市杵島姫命さまは、アマテラスの第二王女とされる市杵島姫命さまであると観ています。
本来は水の神さまではない市杵島姫命さまを、弁財天さまと習合することによって水の神さまとすることで呪を仕掛けているのです。
市杵島姫命さまは、その霊力ゆえ磐長姫さまの称号を持ちます。そして、その力を恐れられて、きつく封印されたのだそうです。
本来であれば、富士山本宮浅間大社(富士宮)の木花咲弥姫さまこそが水の神さまであるのです。「富士本宮浅間社記」には、木花咲弥姫さまの水徳をもって富士山の噴火が静まったと記されています。
元々、富士山を鎮めることを目的として勧請されたのが、水の女神である木花咲弥姫さまだったというわけです。
静岡浅間神社の浅間神社に隠されて祭られている木花咲弥姫さまは、弁財天さまであり、マグダラのマリアさまなのですから、水の神さまでもあるのです。
木花咲弥姫さまの名前で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)さまと、大国主尊(おおくにぬしのみこと)さまの妻神さまの二柱の女神さまを祭っているのです。
そして、弁財天さまでありマグダラのマリアさまである木花咲弥姫さまは、ここでも巧妙に隠されているのです。
厳島神社(いつくしまじんじゃ)が富士山の湧水が溢れ出る湧玉池(わくたまいけ)の真ん中に配置されています。完全に水の神さまとして祭られているのです。
市杵嶋姫神さまを水の女神としていることが呪となり、大歳御祖神社に仕掛けられていた封印の仕掛けを解いた後に、複合神社三角陣結界内を巡るはずであった大地の気の流れを留めていたのです。
この呪の解除は、厳島神社に単独で祭られている市杵嶋姫神さまは、水の女神さまではないと認識し、世間に知らしめることです。それゆえ、こうしてブログ記事を綴っているのです。
アマテラスの第二王女とされる市杵島姫命さまについての考察は、下記のブログ記事をご参照ください。
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
市杵島姫命さまの封印
市杵島姫命さまの封印について、神大市比売さまの転生者さまから次のように伺っていました。
「市杵島姫命さまは、12299社で封印されている」
「熊野三神に関係のある神さまが、その力を恐れられた為に、静岡市以外の静岡県の95箇所できつく封印されている」
12299社とは、弁財天を祭る寺院や神社、祠などの数ではないかと推測しました。
また、95と言う数が県内の静岡市以外の熊野神社68か所と水神社38か所を足した数から、静岡県にある複合神社三角陣封印結界を構成する神社の数11を引いた数字であると気が付きました。
熊野神社 68
水神社 38
結界神社 11
このようにして、第七の結界を探し出していったのです。この経緯についての詳細は、下記の記事を参考にしてください。
第七の結界に関する過去記事です。認識の甘いところが有りますがご了承ください。備忘録ゆえ、過去の考察過程をそのまま残してあります。
磐長姫さまの封印
市杵島姫命さまの封印は、磐長姫さまの封印でもあるのです。磐長姫さまとは、霊的能力に優れた姫さまに与えられる称号でした。
藤原氏が宮中を掌握するために、彼らの血を引く美姫(びき)を帝の妃としたのですが、彼女たちは霊的能力を有していませんでした。
そのため、霊的能力を有する女系の皇族の存在を歴史から消し去りたかったのです。木花咲耶姫さまや瀬織津姫さまは、美貌と聡明さに基ずく「みやひ」の資質を備えていました。
美貌と聡明さは、彼らの美姫にも通じるところが有りますので否定するわけには行けません。それゆえ、木花咲耶姫さまや瀬織津姫さまは、貶められることなく、その存在を隠されるに留められていました。
しかし、磐長姫さまはその高度な霊的能力ゆえに恐れられ、貶められ、深く封印されていたのです。
実際のところ、磐長姫さまは木花咲耶姫さまよりも美しかったという意見もあります。封印の解かれた磐長姫さまさまは、その姿を現在の絵師に託して描かせたようです。(注1)
菊理姫さまも、ホツマツタエにありますように、赤子の泣き声からその名前を聞き取るなど、一種の霊的能力がありましたから、貶められ隠されていたのです。
しかし、封印は施していなかったようです。ちょっと貶め、その存在を隠すに留められていたのです。菊理姫さまの持つ強大な神力を恐れたのかもしれません。(注2)
「嘘」で貶めたり、その真の姿を隠すことが「呪」となり、一種の封印となっているのです。ですから、「嘘」を見破り、その新の姿を見出すことで封印は解けるのです。
神社三角陣封印結界を使った封印に関しては、実際にその封印結界を見つけ出すことが肝心でした。そして、その仕掛けを見破った時に、封印は解けたのです。
注1:磐長姫さま近影
注2:キクキリヒメ
弁財天さまとマグダラのマリアさま
七福神の中のただ一柱の女神である弁財天さまは、とても美しい女神さまです
弁財天さまは日本では、天女の姿で琵琶を持つ姿を取っており、このような弁財天さまは日本独自のものだそうです。(注1)
弁財天画像
弁財天さまがマグダラのマリア様であるという暗号は、江島神社の裸弁天(妙音弁財天:みょうおんべんざいてん)に見ることが出来ます。(注2)
江島神社の妙音弁財天御尊像(右)
江島神社の妙音弁財天御尊像の姿は、天の岩戸の前で裸踊りをした天鈿女命(あめのうずめのみこと)さまを彷彿とさせるからです。
また、天鈿女命さまには、武神であり芸能の神である弁財天と共通する性格を有していたため、同一神と観られたのだそうです。(注3)
そして、天鈿女命さまは、聖書のイエスさまの復活のお話と、古事記の天の岩屋のお話との親和性から、マグダラのマリアさまだとも言われています。(注4)
つまり次の公式が成り立つのです。
弁財天さま(天女) = 天鈿女命さま
= マグダラのマリアさま
静岡市葵区の静岡浅間神社に、大国主さまとともに相殿(あいどの)で祭られている木花咲耶姫さまは、大拝殿の天女を描いた天井画から、この女神さまが天女であり渡来人であると読み取ることが出来ます。
静岡浅間神社の大拝殿
天女の天井画
また、静岡市清水区の御穂(みほ)神社に大国主さまと相殿でまつられている三穂津姫命(みほつひめのみこと)さまは、三保の松原伝説で有名な天女だとされているのです。
御穂神社
三保松原
羽衣の松
大国主さまがイエス・キリストさまであれば、相殿に祭られている木花咲耶姫さまも三穂津姫命さまもマグダラのマリアさまだということになります。
次の公式が成り立つのです。
弁財天さま(天女)= 天鈿女命さま
= マグダラのマリアさま
= 木花咲耶姫さま = 三穂津姫命さま
注1:琵琶を持つ天女姿の弁財天
注2:江島神社
注3:弁財天さまと天鈿女命さま
注4:マグダラのマリアさまと天鈿女命さま
表裏一体の神さま
稲荷神社の稲荷大明神が、宇迦之御魂神さまと佐田彦大神(イエス・キリスト)さまの表裏一体の神さまであると、以前の記事に書きました。
同様に厳島神社の市杵嶋姫命さまと弁財天(マグダラのマリア)さまも表裏一体の神さまであると観ることが出来るのです。
稲荷神社:宇迦之御魂神 + イエス・キリストさま
稲荷神社や厳島神社は、小さな祠も含めて、全国に多数存在しています。稲荷神社にイエス・キリストさまを隠して祭り、厳島神社にマグダラのマリアさまを隠して祭っているのです。
静岡市駿河区にある久能山東照宮には、稲荷神社の宇迦之御魂神さまと厳島神社の市杵嶋姫命さまが相殿で祭られています。
これは、そこにイエス・キリストさまとマグダラのマリアさまが祭られていると観ることが出来るのです。また、見方を変えれば、饒速日さまと瀬織津姫さまが祭られていると観ることも出来るのです。
稲荷神社
饒速日さま
= イエス・キリストさま
瀬織津姫さま
= マグダラのマリアさま + 市杵嶋姫命さま
宇迦之御魂神さまは、マグダラのマリアさまの守護霊として日本に渡ってこられた大地母神イシスさまです。(ご本人談)
このようにして、イエス・キリストさまとマグダラのマリアさまを隠してこっそりと祭っているのです。
市杵嶋姫さまと多紀理毘売命さま
ウィキペディアの「タキリビメ」には次のように書かれています。
田心姫神(たごりひめ)さまは、 『日本書紀』では、田霧姫(たきりひめ)、田心姫神(たごりひめ)さまと記述され、『古事記』では多紀理毘売命(たぎりひめのみこと)とされています。
また、『日本書紀』第三の一書では市杵嶋姫(市寸島比売・いちきしまひめ)の別名としています。
素戔嗚尊さまと神大市比売さまの間に生まれた三つ子の一人である多紀理毘売命さまは、神大市比売さまの転生者によれば、死産だったそうです。
ここで気になるのは、多紀理毘売命さまは市杵嶋姫さまの別名であるとしているところです。
深読みをすると、マグダラのマリアさまは、素戔嗚尊さまと神大市比売さまとの養子となられ、多紀理毘売命さまの名前を頂いたのではないかということです。
こうすることにより、出雲と日向の第一王女という立場を得て、機内の香久山朝(ニギハヤヒ朝)の大王であるニギハヤヒさまの妃となる、正当な権利を得たのではないかと憶測するのです。
つまり、厳島神社に祭られているのは、市杵嶋姫さまと多紀理毘売命さまということになるのです。
第一王女
= マグダラのマリアさま
第二王女
市杵嶋姫さま = 磐長姫さま
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