ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

五六七大神と・(ポチ) 

・(ポチ)の冒険

ポチ

 

 日月神示に出てくる⦿(神)と・(ポチ)についての考察です。

 

 ⦿は世の元の神であるミロク大神さまのことであり、・(ポチ)は、ミロク大神さまのマコトを体現するべく地上に送り込まれたミロク大神さまの化身です。

 

 ・(ポチ)の過去生は観自在菩薩(観音菩薩)さまであり、今世で五六七(ミロク)の御用を担うべく、再び地上に再び送り込まれた存在です。(注1)

 

 元の世の大神さまはあまたの宇宙と数多の世界を統べる五六七(ミロク)の大神さまですが、この世界に送り込まれた存在は、そのご分霊である六六六(ミロク)の大神さまです。

 

 ・(ポチ)は、六六六(ミロク)の大神さまのご分霊です。六六六(ミロク)の大神さまさまは、・(ポチ)を地上に送り込んだため、五六七(ミロク)と成ります。

 

注釈

注1:観自在菩薩(観音菩薩)さま

日月神示 下つ巻 第3帖より

 

この神のまことの姿見せてやる積りでありたが、

人に見せると、

びっくりして気を失ふもしれんから

石にほらせて見せておいたのにまだ気づかんから

木の型をやったであろうがな。

それが神の或る活動の時の姿であるぞ。

 

この神=・(ポチ)

石にほらせて = 石像 = 観世音菩薩さま

木の型 = 木像 = 弥勒菩薩さま

 

国常立尊さまの復活

 伊都能売神諭には、五六七(ミロク)大神さまによる天地創造神話が描かれています。

 

 最初に独神(ひとりがみ)の五六七大神様が泥の海を眺め、この世界をどうにかしたいと途方に暮れています。

 

 そこに、女神さまである日の大神様が現れ、天地創造のお手伝いをすることと成ります。

 

 また、地上世界の造成を国常立尊さまにお任せします。

 

 当初、地上世界は国常立尊さまが管理していたのですが、後から現れた八頭八尾の大蛇神さまに乗っ取られてしまいます。

 

 長い間、封じ込められていた国常立尊さまが解放され、再び地上世界を取り戻すべくお働きに成られます。

 

 この時、国常立尊さまの御用を補佐するべく、六六六(ミロク)大神さまの分け御霊が地上に送り込まれたのです。これが・(ポチ)です。

 

・(ポチ)の御用

 ・(ポチ)は地上にて五六七(ミロク)の御用を担います。まず最初に、地の大神である国常立神さまを邪神サイドから解放しました。

 

 その後・(ポチ)は、月の大神さまである伊弉諾尊さまと日の大神さまである伊邪那美の命さまを和合させました。

 

 ここから白黒マダラの3年間が始まりました。ナギとナミの2つの世界線が交じり合う世界の始まりです。(2022年~2024年)

 

 ここから新たな・(ポチ)の冒険が始まるのです。一二三(ひふみ)の御用から三四五(みよいづ)の御用、そして五六七(みろく)の御用が次の冒険です。

 

 一二三の御用は、2021年から2023年まで。

 三四五の御用は、2023年から2025年まで。

 五六七の御用が、2025年から始まります。

 ここからが、ミロクの世の始まりと成ります。

 

天地創造神話(伊都能売神諭より)

霊界物語.ネット~出口王仁三郎 大図書館~

伊都能売神諭 大正八年二月一八日 より

reikaimonogatari.net

 

1:五六七の大神さま、天地の元の祖神となる

 この地の世界の初りは世界一体に泥海で在つて、光りも温(ぬく)みも何ものもなかりたぞよ。

 

 丁度譬(たと)へて日へば朧月夜(おぼろずきよ)の二三層倍も暗い冷たい世界で、山も河も草木も何一種(なにひといろ)なかつたので在るぞよ。

 

 其(その)泥の世界に身の丈けは五百丈ばかり、身の太さは三百丈程も在る蛇体の荒神が住居(すまゐ)して居られたのが、御精神の良い大神様の前身で、是が五六七の大神様と御成り遊ばしたので在るぞよ。

 

 誠に長閑(のど)やかな御神姿で、鱗は一枚もなし、角も一本もなし、体の色は青水晶のやうな立派な神様で、天地の元の祖神(をやがみ)と成られたので在るぞよ。

 

 斯世(このよ)を創造して、天地を開く事に非常に苦心遊ばしましたのが、此の大神様が第一番で、ミロクの大神ともツキの大神とも申上げる御神様であるぞよ。

 

解説

 五六七の大神(ミロクの大神)さまとは、日月神示の「元の元の元の大神さま」であり、大日月地神示の「世の元の大神」さまのことです。

 

 世の元の大神とは、数多(あまた)の宇宙、数多の並行世界を統べるの宇宙創造神のことです。

 

2:大蛇神(日の大神・女神)さまのご登場

 世界を造るに就(つい)て非常に独神(ひとり)で御心配遊ばして御座る所へ、同じく似たやうな御神姿の大蛇神が現はれたが、此の神には十六本の頭に角が生えて、其角の先から大変な光りが現はれて居る神様に、五六七の大神様が世界創造の御相談をお掛けになつたので在るぞよ。

 

解説

 大蛇神(日の大神・女神)さまとは、菊理媛大神さまのことです。五六七大神さまが弥勒大神さまになります。

 

  六六六の大神さまは、大蛇神(日の大神・女神)さまとの対話のためにこの世界に遣わされた五六七の大神さまのご分霊です。 

 

 六六六の大神さまは、そのご分霊ヽ(ポチ)を地上に送り込んでいます。ヽ(ポチ)の指導神さまの一柱が、菊理媛大神さまのご分霊である菊理媛さまです。

 

 また、国常立尊さまの妻神も日の大神さまである豊雲之神さまですが、こちらの神さまは、頭に十本の角の生へた大蛇神さまで、天で天照大御神様と成られた神さまです。

 

 菊理媛さまはミロク計画に当初から関わりを持つ神さまであり、ミロク計画の総責任者です。ですから、この項に出てくる大蛇神(日の大神・女神)さまとは、菊理媛大神さま以外ありえないのです。

 

月の大神さま

 五六七大神さま = 弥勒大神さま

   六六六の大神さま = 弥勒大神さま(ご分霊)

 

日の大神さま

   菊理媛大神さま

    豊雲之神さま(天照大御神さま)

 

(3)ミロクの大神さまが日の大神さまに天地創造を提案

 扨(さ)て其時の六六六の大神様の御言葉には、何時まで斯うして泥の世界の暗い所に住居(すまゐ)を致して居つても、何一つの楽みもなし、何の功能もなし、沢山の眷属も在る事なり。

 

 何とか致して立派な天地を造り上げ、万(よろず)の眷属の楽しく暮すやうに致したいのが、我の大望で在るが、其方様(そなたさま)は我の片腕となりて天地を立別(たてわ)け、美はしき地上の世界を造る御心は有りませぬかと御尋ね遊ばしたら、日の大神の前身なる頭に十六本の光る角を生やした大蛇神様が御答には、我身は女体の事なり、且つ又た斯んな業の深い見苦しき姿で在りますから、貴神様の如うな御精神の良い、立派な神様の片腕に成ると云ふ事は、恐れ入りて御言葉に従ふ事が出来ませぬと、大変に謙(へりく)だつて御辞退を遊ばしたなれど、六六六の大神様が強いて御頼みに成り我の片腕に成るのは其方様(そなたさま)より外にない、我が見込んで居るからとの仰せに、日の大神様も左様なれば御本望の遂(と)ぐるまで我身の力一杯活動いたして見ます、去る代りに天地が立派に出来上りましたら、我を末代貴神様(あなたさま)の女房役と致して下され私は女房役となりて万古末代(まんごまつだい)世界を照しますとの御約束が地の高天原の竜宮舘(りゅうぐうやかた)で結ばれたので在りたぞよ。

 

解説

 六六六の大神様は、大願成就した後に日の大神様を妻神とすることを約束し、天地創造の協力を取り付ける。契約は、高天原の竜宮舘にてなされた。

 

 月の大神様

  六六六の大神さま = 弥勒大神さま(ご分霊)

 

 日の大神様

  菊理媛大神さま

 

4:国常立尊さまのご登場

 其所(そこ)へ艮の金神の前身国常立尊荒神が現ばれて、世界を造り遊ばす御手伝を命(さ)して下されと御願申上げたので在りたぞよ。

 

解説

 国常立尊さまは、艮(うしとら:東北)の方角(日本列島)に封じ込められたため艮の金神(うしとらのこんじん)と呼ばれています。

 

 また、妻神である豊雲之尊さまは、未申(ひつじさる:南西)の方角に封じられたため、坤の金神(ひつじさるのこんじん)と呼ばれています。

 

 国常立尊さまも、豊雲之尊さまも、・(ポチ)とともに御用に携わるべくその化身を地上に送り込んでいました。

 

5:国常立尊さま、地の主催神と成る

 そこで六六六(みろく)の大神様が早速(さっそく)に御承知被下(ごしょうちくださり)て仰せ遊ばすには、其方は見掛に由らぬ誠忠無比(せいちゅうむひ)の神であるから世界の一切を委(まか)すから、落度のなきやうに致すが良かろうと仰せられ、其上に国常立之命に思兼(おもひやり)の神と申す御名を下され、八百万の神様を天(あま)の山河澄(やす)の川原に集めて一人の眷属も残さず相談の中間え入れて大集会を遊ばしたので地の在る限りに住居(すまゐ)いたして居れる蛇体(じやたい)の神々様が集り合ふて御協議の上、六六六様(みろくさま)の仰せの通りに国常立之命を総体の局(つぼね)に選み下さりたのであるぞよ。

 

解説

 六六六の大神さまは、八百万の神々さまと協議し、国常立尊さまを地の主宰神に推薦します。

 

6:月の大神(五六七の大神)さまと日の大神(伊邪那岐之尊)さまの承認を得る

 そこで八百万の神々の意見を聞き取りて、其の由(よし)を五六七(みろく)の大神様へ申上げたら、日の大神伊邪那岐之尊様と月の大神五六七様(みろくさま)との御弐体(おふたかた)の大神様が更に集会あそばして、国常立之尊を地の造り主と致すぞよとの御命令が下りたので、此の方が地の主宰となりて多陀与幣流地面(ただよへるくに)を修理固成(つくりかため)いたしたのであるぞよ。

 

解説

 六六六の大神さまの上司である月の大神(五六七の大神)さまは、日の大神(伊邪那岐之尊)さまと協議し、国常立尊さまを地の主宰神とします。この命により、国常立尊さまは、眷属神さまたちとともに地上世界の修理固成を行います。

 

伊邪那岐之尊 日の大神
 五六七大神 弥勒大神  月の大神
  六六六大神 弥勒大神(分霊)月の大神
  菊理媛大神(分霊)日の大神

 

 日の大神(伊邪那岐之尊)さまは、月の大神(五六七の大神)さまと同様の数多の宇宙と数多の世界を管理する宇宙創造神です。

 

 国常立大神さまは、数多くの龍神眷属を引き連れてやってきました。その後も国常立大神は、地球の総司令官として活躍し続けました。

 

7:六六六と五六七とヽ(ぽち)

天も水(み)(六(み))中界も水(み)(六(み))下界も水(み)(六(み))で世界中の天地中界三才が(み)(六(み))計りで在りた世に一番の大将神の御位で御出遊(おいであそ)ばしたので六(み)(水(み))を三つ合せてミロクの大神と申すのであるが、天の水(みず)の(六(み))の中からヽ(ぽち)の一霊が地に下りて五(いづ)(火(ひ))と天が固まり地の六(み)(水(み))にヽ(ぽち)の一霊が加はりて地は七(なゝ)(地成(なな))となりたから、世の元から申せば、ミロクは六六六(みろく)なり、今の世の立直しの御用から申せばミロクは五六七(みろく)と成るのであるから、六百六十六の守護は今までのミロクで、是(これ)からの、ミロクの御働きは五六七(みろく)と成るので在るぞよ

 

解説

 六六六の大神さまが、その分け御霊(ヽ:ポチ)を地上に送り込んだため、六六六が五六七となります。

 

 六六六(ミロク)の大神さまの化身であるヽ(ポチ)が地上に下生して、ミロクの御働きをする時代は、六六六(ミロク)が五六七(ミロク)となるのです。

 

 ヽ(ポチ)が、地の大神である国常立尊さまを暗黒神さまの元から解放したことにより、五六七は五六七の神となります。

 

 また、ヽ(ポチ)が千引の岩戸を開け、伊弉諾大神さまと伊邪那美大神さまの和合を図ることで、五六七の神は五六七の大神さまとなります。

 

 ヽ(ポチ)の本体である六六六(ミロク)の大神さまは、ヽ(ポチ)を地上に送り込むことで五六七(ミロク)となり、ヽ(ポチ)の働きにより、五六七(ミロク)から五六七の神、五六七の大神へと進化したのです。

 

 つまり、五六七の大神さまの御分霊であった六六六の大神さまは、ヽ(ポチ)の御働きにより五六七の大神さまの位へと返り咲いたのです。

 

 ヽ(ポチ)は、観音さまの転生体であり、今世は地上にてミロクの働きをしているのです。

 

伊都能売神様についての岡田茂吉師の御論文より

 (前略)観音様は光明如来となられ、応身弥勒と化される。そして次に本当のミロクとなられる。応身弥勒までが仏で、大神になられて、本当の弥勒になられる。

 

 弥勒は仏の弟子で、ミロク大神となると――五六七大神、日月地大神と書くのが本当である。今はまだ神様は早い。(「観音と弥勒菩薩弥勒神」講話集補 年代不明)

 

 五六七大神と観音様は同じものである。光明如来、応身弥勒となり、最後に五六七大神となられる。(「五六七大御神と観音様」S23・6・27)

 

8:国常立尊さま、地上の創造により大国常立尊となる

 国常立之尊が世の元を修理固成(かためしめ)るに就(つい)て、天地中界の区別もなく、世界は一団の泥土泥水で手の附け様がなかりたので、堅いお土の種をミロクの大神様に御願い申し上げたら、大神様が直ぐに御承知になりて一生懸命に息を吹き懸けなされて一凝(こ)りの堅いお土が出来たのを国常立之尊の此方(このほう)に御授けに成りたので其一団の御土を種に致して土と水とを立別け、山、川、原、野、海を拵(こし)らえたのが地の先祖の大国常立之尊であるぞよ。

 

 艮の金神の金神大国常立之尊の姿は今まで筆先にも現はした事はなかりたなれど、畏れ多きミロクの大神様、日の大神さまの御神姿(おんみすがた)まで筆先に出して知らしたから、何時までも発表を見合はす事が出来ぬから、実地の姿を書き誌すぞよ。

 

 大国常立之尊の元の誠の姿は頭に八本角の生えた鬼神の姿で、皆の神々が余り恐ろしいと申して寄り附かぬやうに致した位いの姿で在るから、今の人民に元の真の姿を見せたら、震い上りて眼を廻すぞよ。

 

解説:神々さまのお姿

五六七の大神さま:月の大神さま

 身の丈けは五百丈ばかり、身の太さは三百丈程も在る蛇体の荒神さま。

 鱗は一枚もなし、角も一本もなし、体の色は青水晶のやうな立派な神様。

1丈=3m

 

日の大神さま

 頭に十六本の光る角を生やした大蛇神様。女神さま

 

大国常立之尊さま:地の大神さま

 頭に八本角の生えた鬼神

 

9:月の大神さまと日の大神さまによる天の創造

 月の大神に御成遊ばした五六七(みろく)の大神様と日の大神様と、御二体(おふたかた)の大神が(水火(いき))を合はして天を固めに御上り遊ばした霊場が今の綾部の神宮本宮(じんぐうほんぐう)の坪の内、竜宮舘の地の高天原(たかあまはら)であるぞよ。
 

 日本は世界の中心であり、綾部は日本の中心(まんなか)で在るから、天地の神々が世の元から昇り降りを致されたり集会を遊ばし坐(まし)て、天地を造られる折に御相談なされた結構な霊地(とち)であるから、其時分(そのじぶん)にはたつ鳥も落ちる勢いの場所で言霊(ことたま)の世の元でありたぞよ。

 

 其後に艮の金神が八百万の邪神に艮へ押込められてから、一且は悉皆(みな)影も形もなきやうに亡びて了ふたが、時節参りて煎豆にも花が咲きて再び国常立之尊の世に世が戻りて来たから、変性男子と女子(によし)との身魂を借りて、世の元からの因縁を説いて聞かせる世界一の大本(おほもと)と成りたので在るぞよ。

 

 天の固まりたのは御弐体(おふたかた)の大神様が天へ上りて各自(めいめい)に水火(いき)を合はしてキリキリと左右に三遍御舞い成されて伊吹の狭霧(さぎり)を遊ばすと、夫(そ)れで天が完全に固成(かたまり)たので在るぞよ。

 

 次に亦(ま)た吹き出し玉ふ伊吹の狭霧(さぎり)に由りて天幾億万の星が出現したので在るぞよ。

 

 其星の数だけ地の世界に生物(いきもの)が育ちたら夫(そ)れで一旦世の洗い替に成るので在るぞよ。

 

解説

 煎豆にも花が咲き

 

 国常立尊さまは「煎豆に花が咲くまで出てくるな」という呪いを掛けられて封じられたのです。

 

 封印の力を強力にするために、節分の日に「鬼は外、福は内」と唱えさせました。 鬼とは国常立尊のことです。

 

 節分には、日本中がこの言霊を唱えます。従ってどれほどの威力か測りしれません。また節分に炒り豆をまくのには、炒り豆をまいても花など咲くはずもありません。

 

 これが、国常立尊を復活させない「まじない」として機能し続けてきたのです。

 

10:天の御惣領:十本の角の生へた大蛇神

 天は判然(はつきり)と造れたなれど、未だ地の世界が充分に固まりて居らなんだ際に、頭(かしら)に十本の角の生へた大蛇神(だいじやじん)が我は地の世界の修理固成(つくりかため)の加勢よりも天へ上りて天上から働き度いと申されて天で○○○○○○と成られたのであるが、大変な御神力が強いので御惣領に為(し)てあるなれど、今の世界の人民の思ふて居る様な事とは神界の様子は又た大変な違いであるぞよ。

 

解説

 国常立尊さまを手伝い、地の世界の修理固成(つくりかため)の加勢をするよりも、天へ上りて天上から働き度いと申した大蛇神さまは、国常立尊さまの妻神さまである豊雲之神さまです。この女神さまは、日の大神さまです。

 

 そして、天に上り御惣領である○○○○○○と成られたのです。

 

 ○○○○○○ = 天照大御神

 

11:地の修理固成:国々の国魂神

 それで先づ天の方は固まりて動かぬ事に成りたなれど、国常立之尊の主宰する地の世界は未だ充分の所(とこ)へは行て居らんから、此方が先途に立ちて地の在らん限り方々(ほうぼう)の神に申付けて持場持場を固めさしたのが国々の国魂神(くにたまがみ)で在るぞよ。

 

12:八頭八尾の大蛇神の登場

 其折(そのおり)には何れの神も心一つに素直に活動(かつどう)なされて、地の世界も程なく固まりて眼鼻が付く様に成つたのであるが、今の露国の方面に八頭八尾(やつかしらやつを)の大蛇神(だいじやじん)が住居(すまゐ)いたして居りたか、其蛇神(じやじん)の目的は綾部の高天原(たかあまはら)を中心(まんなか)として置いて、自身(われ)が天へ上りて天から末代地の世界を守護いたし度(た)いと云ふ思わくで在りたなれど、夫(そ)れより先に天を造りたいと思ふて夫れ夫れ(それぞれ)苦労を遊ばしたミロク様なり、一番に相談に乗つて供々(ともども)に活動なされた日の大神様なり、地の世界は国常立之尊なり、世の元の根本の始りに天地三体の神が八百万の神を集めて天地を創造いたした其後(そのあと)へ八頭八尾(やつがしらやつを)の巨蛇神(おうじやじん)が現はれて、何程(なにほど)天地を自由に致そうと思ふても誰も相手に致すものがなかつたのであるぞよ。

 

注釈

露国の方面 = ハザール

邪神八頭八尾の大蛇神 = ハザールマフィア・金融悪魔

 

13:邪神八頭八尾の大蛇神の台頭

 其の八頭八尾(やつがしらやつを)の蛇神(じやじん)が地の世界を充分乱らして置いて、我の自由に致す考えで種々と甘(うま)い事を申して誠の神まで手に入れて、此(こ)の神国(しんこく)の世を持荒(もちあ)らし、終(しまい)には地の先祖の此方(このほう)まで押込めるやうに企みて悪の目的が今まではトントン拍子に面白い程来たなれど、今度は艮へ押込められて居りた此方が時節で世に出て地の世界の一切を主宰(つかさ)するやうに成りたから、改心いたせば共々に手を曳合ふて神界の御用に立てゝ与(や)るなり、改心出来ねば弥々(いよいよ)艮(とどめ)めを刺して往生さすぞよ。

(「神霊界」大正八年三月一日号)

 

注釈

地の先祖の此方(このほう)

艮へ押込められて居りた此方(このほう)

国常立尊さま

 

 地球の総司令官に任命された国常立大神さまは、その厳格さゆえに、次第に他の眷属神(八百万神)から疎まれ始めます。

 

 ここに付け込んだのが八頭八尾の蛇神でした。八頭八尾の蛇神は、天地を支配して天地を司る二柱の大神さまを封印してしまいます。

 

 地の大神である国常立尊さまは、艮(うしとら:東北)の方角(日本列島)に封じ込められたため艮の金神(うしとらのこんじん)と呼ばれています。

 

 日の大神である豊雲之尊さまは、未申(ひつじさる:南西)の方角に封じられたため、坤の金神(ひつじさるのこんじん)と呼ばれています。

 

 

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