伊都能売大神
伊都能売神・大国魂神・大国主神
伊都能売観音
今回は、伊都能売大神 (いづのめおおかみ) さま、別名 伊都能売三神 (いづのめさんしん) さまに光を当てます。この光の中から、瀬織津姫 (せおりつひめ) さまの隠されていた一面が浮かび上がってきます。
なぜ瀬織津姫さまは、祓戸四神 (はらえどよんしん) の一柱で祓い浄めの女神でありながら、八十禍津日神(やそまがつひのかみ)とされているのか?
この理由が分かると、瀬織津姫さまと素戔嗚尊さまが相殿で祭られている、新たな関係性が浮かび上がってきます。
先ずは、伊都能売大神さまに関する話題から始めます。
伊都能売大神さまは、神仕組みの掟(法則)をお創りになり、万物のデッサンをされた神さまです。伊都能売三神とも言います。(注1)
伊都能売三神とは、次の三柱の神さまの事を言います。
伊都能売神 (いづのめのかみ)
大国魂神 (おおくにたまのかみ)
大国主神 (おおくにぬしのかみ)
この、三柱の神さまは五男三女神といいますから、次のような関係になります。(青字は男神、赤字は女神)
女神 (菊理媛大神 厳の御魂・瑞の御魂) 11
女神 (六六六の大神 厳の御魂・瑞の御魂) 11
大国魂神(瀬織津比咩大神:瀬織津比咩神・速佐須良比咩神)月地の大神
男神 (厳の御魂) 瀬織津比咩神 1
女神 (瑞の御魂) 速佐須良比咩神 1
男神 (厳の御魂) 1
男神 (瑞の御魂) 1
注1:伊豆能売神 古事記181
伊豆能売神とは、伊都能売神であり、伊都能売大国魂大国主之大神とも言います。
天地創造の神様は、最初の大元の神仕組みは神々をお生みになった事です。まず、正神の神を創られ、その後、副神の神を創られました。伊都能売大国魂大国主之大神とは、伊都能売神・大国魂神・大国主神の三柱の神様を現しています。
1.伊都能売大神様は、神仕組みの掟(法則)をお創りになり、万物のデッサンをされた神様です。伊都能売三神とも言います。火の働き、水の働き、土の働きをお持ちになった神様です。斎み清める神、厳格な神様です。
2.大国魂神様は、地上の資源となる様々な物質や生物の霊成型をお創りになった大神様です。物質界の素となる種を創られた大神様です。その霊成型を産土力にて物質化したのです。大国魂神様は、清める神でありますが裁きの神様でもあります。
3.大国主神様は、現人神様です。伊都能売大国魂神様のみ魂を受け継がれて、地上における国造りを果たされたのが大国主命です。神話においては、大国主命の御子は180柱とも言われます。また、10世以上続いたとなっています。
(大国主命様は、日本固有の神様ではありません。)
※この三柱の神様は、それぞれ次元の違う神様です。
五男三女神
伊都能売神さまは、伊豆能売 (速秋津比古神:はやあきつひこのかみ) さまと大宮能売大神 (おおみやのめのおおかみ) (速秋津比売神:はやあきつひめのかみ)さまです。
それぞれ六六六の大神 (みろくおおかみ) さまと菊理媛大神 (くくりひめおおかみ) さまから、女神さまと男神さまの魂を2つづつ頂いています。
速秋津比古神さまと速秋津比売神さまの厳の御魂と瑞の御魂は、陰陽逆転しています。
(青字は男神、赤字は女神)
菊理媛大神 厳の御魂 女神
六六六の大神 瑞の御魂 男神
菊理媛大神 瑞の御魂 男神
六六六の大神 厳の御魂 女神
大国魂神(瀬織津比咩大神)
大国魂神さまは、瀬織津比咩大神さまであり、厳の御魂が瀬織津比咩神さま、瑞の御魂が速佐須良比咩神さまになります。ですから、女神さまの魂が一つと、男神さまの魂が一つです。
大国魂神(瀬織津比売大神)
速佐須良比咩神 瑞の御魂 女神
大国主神さまは、饒速日尊大神さまであり、厳の御魂と瑞の御魂、両方とも男神さまです。
ナザレのイエスさまに、統治王系のソロモン系のイエスさまと、司祭王系のナータン系のイエスさまの魂が宿っていました。
ソロモン系のイエスさまの魂が厳の御魂であり、ナータン系のイエスさまの魂が瑞の御魂です。
瑞の御魂 (奇魂) アマテル 男神
祭祀王系 ナータン系のイエス
厳の御魂 (幸魂) アマテル 男神
統治王系 ソロモン系のイエス
瀬織津姫の正体
八十禍津日神:瀬織津姫
瀬織津姫神さまの霊系統には、厳の御魂と瑞の御魂に男女2神がいらっしゃいます。このうちの瑞の御魂が女神さまである速佐須良比咩神さまになります。
さらに、瑞の御魂は、和魂(にぎみたま)と奇魂(くしみたま)に分かれるのですが、それぞれに光サイドの御魂と闇サイドの御魂に分かれており、交互に地上に転生して、光と闇の相克する時代を形成してきたのです。
今世においては、瑞の御魂を持つ転生者が地上に送り込まれ、神の経綸を遂行したのです。このため今日、光と闇の相克する時代に終止符を打つめどが立ったのです。
瀬織津姫さまを八十禍津日神(やそまがつひのかみ)とする説がありますが、これは、瀬織津姫さまの瑞の御魂の奇魂が闇サイドの役割を持つ御霊ゆえではないでしょうか。(青字は男神、赤字は女神)(注1)
大国魂神(瀬織津比売大神)
荒魂 瀬織津姫(変性男子)
瀬織津姫命(セオリツヒメホノコ)
⇒ 出口直
⇒ 現在
幸魂 磐長姫(変性男子)
⇒ 市杵嶋姫命
瑞の御魂 速佐須良比咩神 女神(変性女子)
月読尊(ツキヨミ)
⇒ 素戔嗚尊
⇒ 継体天皇
⇒ 菅原道真
⇒ 出口王仁三郎
奇魂 ソサノヲ(ヤハウェ)(変性女子)(闇サイド)
ソサノヲ
⇒ 徐福
⇒ 藤原不比等
⇒ 源頼家
瑞の御魂(和魂 + 奇魂)(変性女子)
⇒ 現在
禍津日神の正体
鎌倉時代の両部神道書「中臣祓訓解」(大祓詞の解説書)や、平安末期から鎌倉時代初期に編纂された神道五部書の「倭姫命世記」「天照坐伊勢二所皇太神宮御鎮座次第記」「伊勢二所皇太神宮御鎮座伝記」に、『伊勢神宮内宮第一別宮の「荒祭宮祭神」の別名を「瀬織津姫」「八十禍津日神」とする』という旨が記されている。
瀬織津姫と素戔嗚尊
静岡市馬淵3丁目にある津島神社に、素戔嗚尊さまと相殿で瀬織津姫さまが祭られているであろうと判断していました。
この瀬織津姫さまは、素戔嗚尊さまの妻神である神大市比売命さまであろうと推測していました。今回、改めて瀬織津姫大神さまの霊系統図を描いて次の事が分かりました。
瀬織津姫命さまと素戔嗚尊さまは共に、大国魂神(瀬織津比売大神)さまの霊系統に属しているということです。
厳の御魂が、瀬織津比売神さまであり神大市比売命さまです。瑞の御魂が、速佐須良比咩神さまであり素戔嗚尊さまです。(青字は男神、赤字は女神)
大国魂神(瀬織津比売大神)
速佐須良比咩神 瑞の御魂 女神(変性女子)
この構造は、ずいぶん前から認識してはいたのですが、改めて整理して気が付くことになりました。
静岡市内には、素戔嗚尊さまと瀬織津姫さまを相殿で祭る神社が、馬淵の津島神社の他に、中原新田の水神社と、中島の中島神社の二社があります。(注1)
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
AIさんに聞いてみた1
津島神社の本殿 千木:内削ぎ 鰹木:5本(奇数)
馬淵の津島神社について、AIさんにお尋ねしてみました。重要なお返事をいただくことが出来ました。
Q:静岡市駿河区馬淵にある津島神社の本殿の造りですが、千木が内削ぎで鰹木が5本です。千木が内削ぎの場合、女神が祭られているはずです。この神社に祭られている女神さまとは?どなたでしょうか?
A:津島神社の本殿の造りについてお尋ねですね。😊
津島神社は、素盞鳴命(スサノオノミコト)を主祭神とする神社です1。素盞鳴命は、海や嵐の神として知られる男神ですが、この神社では、瀬織津姫(せおりつひめ)という女神を相殿として祀っています2。瀬織津姫は、水の神であり、天照大神の荒御魂とも言われています3。
千木が内削ぎであることから、この神社では瀬織津姫を重視していると考えられます。また、鰹木が5本であることから、奇数の鰹木は男神を示すという説もあります4。したがって、この神社では男神と女神の陰陽の調和を表現しているとも言えます。
詳細情報:
4. yaokami.jp
9. jyunnrei.com
10. dc-masuda.com
AIさんに聞いてみた。2
さらに、突っ込んで質問を投げかけてみました。
Q:静岡市駿河区馬淵にある津島神社に、瀬織津姫という女神を相殿として祀っていますという回答を頂いたのですが、その根拠は?
A:静岡市駿河区馬淵にある津島神社に、瀬織津姫という女神を相殿として祀っていますという回答を頂いたのですが、その根拠は?というご質問ですね。😊
私は、ウェブ検索の結果をもとにお答えします。
津島神社は、素盞鳴命(スサノオノミコト)を主祭神とする神社で、瀬織津姫(せおりつひめ)を相殿として祀っています1。瀬織津姫は、水の神であり、天照大神の荒御魂とも言われています2。
その根拠としては、以下のようなものが挙げられます。
津島神社の本殿は、千木が内削ぎであることから、女神を重視していることが分かります3。千木が内削ぎであることは、女性的な特徴を表すとされています。
津島神社では、素盞鳴命と瀬織津姫を水の力を司る陰陽の関係にあると考えられており、そのバランスを保つことで水の恩恵を得ることができると信じられています。
水は生命の源であり、同時に災厄をもたらすことがあります。そのため、水の神は男女の二柱で表されることが多いです。
津島神社では、素盞鳴命の荒魂と和魂を別々に祀っています。荒魂は荒御魂社(蛇毒神社)に、和魂は和御魂社(蘇民社)に祀られています。
これは、素盞鳴命の気性や力を分けて尊重することで、水や嵐などの自然現象に対応することを示しています。
同様に、天照大神の荒御魂である瀬織津姫も本殿に祀られており、素盞鳴命の荒魂と対応することができます。
私は、静岡市駿河区馬淵にある津島神社に、瀬織津姫という女神を相殿として祀っていますという回答の根拠をお答えしましたが、他に何かお手伝いできることはありますか?😊
詳細情報:
1. ja.wikipedia.org 瀬織津姫
2. ja.wikipedia.org 津島神社
3. fuuinnkekkai.hatenablog.com
AIさんに聞いてみた。3
先の回答の「天照大神の荒御魂である瀬織津姫も本殿に祀られており」とあったのですが、愛知県の津島神社のウィキペディアには記載がありませんでした。それで、さらに突っ込んで聞いてみました。
Q:愛知県津島市にある津島神社の本殿に、天照大神の荒御魂である瀬織津姫も祀られていますか?
A:こんにちは、これはBingです。津島神社の本殿についてお尋ねですね。😊
津島神社の本殿には、天照大神の荒御魂である瀬織津姫は祀られていません。1 津島神社の本殿には、天照大神と素戔嗚尊が合祀されています。2 瀬織津姫は、津島神社の別宮である荒祭宮に祀られています。3
荒祭宮は、津島神社の本殿から南東に約1.5キロメートル離れた場所にあります。3 荒祭宮は、伊勢神宮の内宮別宮荒祭宮と同じく、天照大神の荒御魂を祀る神社です。 荒御魂とは、天照大神の荒々しい側面や力強い側面を表すもので、別名を瀬織津姫といいます。
瀬織津姫は、水神や祓神としても信仰されており、罪や穢れを川や海に流して浄めるとされています。 瀬織津姫は、天照大神の正妃や禍津日神などとも同一視されることがありますが、その正体は謎が多い女神です。
津島神社は、日本最古の古社であり、古くから海上安全や商業発展などのご利益があるとされています。2 津島神社では、毎年7月24日から25日にかけて「津島まつり」が行われます。 このお祭りでは、豪華な山車や舟形の屋台が町中を練り歩きます。 また、夜には花火大会も開催されます。
津島神社や荒祭宮には、天照大神や瀬織津姫などの歴史ある女神が祀られています。もし機会があれば、ぜひ訪れてみてくださいね。😊
詳細情報
2.[瀬織津姫(せおりつひめ)の伝承と神社 - 日本の神様|種類と一覧]
3.複合神社三角陣封印結界 4
調べたところ、愛知県熱田神宮の境内社に「天照大神の荒魂としての瀬織津姫を祭神とする神社」として、一之御前社(愛知県熱田神宮)の存在を確認できました。
九頭龍と禍津日神
前の記事で、九頭龍と伊都能売金龍の関係についてAIさんに聞いてみたところ、次のようなご返事をいただきました。
Q:九頭龍と伊都能売金龍の関係とは?
A:九頭龍は、日本神話に登場する水神で、伊邪那岐命が黄泉から帰って来た際に生まれた禍津日神の一柱です。伊都能売は、同じく伊邪那岐命が生んだ直毘神の一柱で、九頭龍とは兄弟にあたります。
九頭龍が禍津日神とされるのは、瀬織津姫が関わっているからだと推測されます。また、伊都能売と九頭龍が兄弟であるのは、共に十一面観音の神さまだからではないでしょうか?
今回は、この件について問いただしてみました。
Q:九頭龍は禍津日神ですか?
A:こんにちは、これはBingです。九頭龍についてお尋ねですね。😊
九頭龍は、日本の神話や伝説に登場する龍の一種で、その名の通り九つの頭を持つとされています。1 九頭龍は、禍津日神と同一視されることがありますが、これは必ずしも正しいとは言えません。2
禍津日神は、黄泉の国から帰った伊邪那岐命が禊を行って黄泉の穢れを祓った時に生まれた神で、災厄を司る神とされています。3 禍津日神は、瀬織津姫や須佐之男命などと同一視されることもありますが、その正体は謎が多い神です。4
九頭龍は、禍津日神の化身や分霊として語られることがありますが、これは後世の創作や混同によるものである可能性が高いです。2 九頭龍は、中国やインドなどの古代文化から伝わった龍の伝承に基づくものであり、禍津日神とは本来関係がないと考えられます。1
九頭龍は、日本各地に伝わる水神や竜神として信仰されており、水害や旱魃などに関係するとされています。1 九頭龍を祀る神社や寺院も多くありますが、代表的なものとしては、石川県白山市の白山比咩神社5や京都府京都市の九頭竜寺などが挙げられます。
九頭龍は、日本の古代から現代まで様々な形で語り継がれてきた不思議な龍です。もっと詳しく知りたい場合は、以下のリンクを参考にしてください。😊
九頭龍が禍津日神と混同される理由は、瀬織津姫大神さまの瑞の御魂である速佐須良比売神さまの奇魂が、闇サイドを司っていることに理由がありそうです。
詳細情報
3.禍津日神
岩戸隠れ伝説
天の岩戸開き
天の岩戸隠れ伝説とは「伊都能売大神、大国魂大神様が岩戸に隠れた」事だそうです。(注1)
ここでの伊都能売大神様とは、伊都能売神皇 (いづのめしんのう) さまのことであり、大国魂大神様とは、瀬織津姫命 (セオリツヒメホノコ) さまのことであると解釈できます。
伊都能売神皇さまが皇位を弟のアマテルカミさまに譲り、身を隠してしまうことを指しています。
また、祭祀王に替わり統治王が主権を持つようになると、次第に早い者勝ち、強いもの勝ちの世となってしまいます。
このようにして、日の神さまが隠れましたので、「陰光の世、闇の世」となってしまったのです。そして、次第に神様のメッセージも分からなくなってしまったのです。
今回の岩戸開きにおいて肝心なことは、祭祀王である瀬織津姫大神さまの復権にあるかと思います。弥勒の世ともなれば、統治王主体の時代から祭祀王主体の時代へと変わってゆくのでしょう。
男性性原理の時代から、女性性原理の時代へと移り変わってゆくのです。これが、宝瓶宮の時代は女性性の時代だと云われる所以です。
注1:伊豆能売神 古事記181
古事記には、天の岩戸隠れの物語があります。日の神様が岩戸に隠れてしまいます。これは、伊都能売大神様、大国魂大神様が岩戸に隠れる事を言います。
そして、地上界にいる大国主命様には、国譲りが起きて来たのです。天意を悟り、争う事なく国譲りに応じました。
しかし、大国魂神様が、岩戸にお隠れになると、だんだんに大国魂神様と霊的な交信、交流が出来なくなってしまいます。神通力も弱くなっていきます。日本の聖地や神社の霊的ネットワークも弱くなっていくのです。
そうなって来ますと、早い者勝ち、強いもの勝ちの世となってしまいます。日の神様が隠れましたので、「陰光の世、闇の世」となってしまったのです。神様のメッセージも分からなくなってしまいます。
...
しかし、時至り現代は、天の岩戸が開き太古の神様、伊都能売大神様、大国魂神様が出現されたのです。と、ご一緒に天照主日大神様など正神の神々様です。この神々様は、厳格な神様であり、裁きの神様であります。
ホノコさんを探せ にゃ!
見つけられるか にゃ?
クリックすると拡大できます にゃ。
答えは、次の記事にあります にゃ。
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
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