ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

国常立尊さまの封印解除 3

4つの課題

1:国常立尊さまは、どこに封印されていたのか?解明せよ。 

2:人類意識の量子的飛躍に至る道筋を描け。

3:フラットアースと周辺のフラット世界の存在理由を想像せよ。

4:なぜタルタリア帝国は失敗したのかという点に関する考察をせよ

課題出題者の特定

国常立尊さまの4つの課題

 前回の記事で、国常立尊さまの4つの課題が出されたと書きました。しかし、この課題は、国常立尊さまから直接降ろされたわけではありませんでした。

 

 課題自体は、指導神さまから伝えられたのですが、課題の作成者は別にいるのです。課題に対する回答を作成する前に、出題者の特定と課題の意図を探る必要がありました。

 

 この課題が出題される以前に、素戔嗚大神さまと菊理媛大神さまの課題がありました。この課題の意図は「言向け和す:ことむけやわす」の精神を理解しているか否かの確認でした。

 

 素戔嗚大神さまとは、伊弉諾大神さまのことでした。この課題を解いたのちに、また別の課題が出題され、その課題に対する回答が千引の岩戸開きに繋がったのです。

 

 しかし、国常立尊さまの課題は、伊弉諾大神さまから出題されたのではありませんでした。別の存在から提出された課題だったのです。

 

五六七大神さま

 伊都能売神諭(いづのめしんゆ)には、五六七(ミロク)大神さまによる天地創造神話が描かれています。 五六七大神さまとは弥勒大神さまの事を指しています。(注1)

 

 

 最初に独神(ひとりがみ)の五六七大神様が泥の海を眺め、この世界をどうにかしたいと途方に暮れています。

 

 そこに、女神さまである日の大神さまが現れ、天地創造のお手伝いをすることと成ります。

 

 その後、地上世界の造成を国常立尊さまにお任せしたのです。

 

 当初、地上世界は国常立尊さまが管理していたのですが、後から現れた八頭八尾の大蛇神さまに乗っ取られてしまいます。

 

 ここに出てくる「女神さまである日の大神さま」とは、菊理姫大神さまの事を指しています。菊理姫大神様はシリウスA(アルメーラ)の女神さまですから、日の大神さまでもあるのです。

 

 五六七大神さまは月の大神さまですから、日の大神さまの菊理媛大神さまの相方に当たるのです。

 

 伊弉諾大神さまと伊邪那美大神さまの千引の岩戸開きに関わる課題を出されたのが、菊理姫大神さまと素戔嗚大神(伊弉諾大神)さまでした。

 

 天地創造神話の最初に出てくる五六七大神さまが、国常立尊さまの4つの課題を出された張本人です。

 

 

注1:天地創造神話

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

交わされた約束

太古の神代の誓約

 国常立尊さまが引退される際に、天の大神さまは国常立尊さまと、とある約束を交わしました

 

 『大本神諭』の第1巻 第4章「太古の神の因縁」には次のように書かれています。(注1)

 

 

 明治廿五年の開祖の神諭に曰く、天の大神様地に降りて斯世の御守護遊ばすぞよ。
 ...
 天の大神様、地に降りて御守護遊ばすとは、即ち臣系に降りて守護し給ふ事なり。

 

 より詳しくは『大本神諭』の第4巻 第45章「あゝ大変」に、次のようにあります。(注2)

 

 

さて三体の大神は国祖にむかつて、『貴神は我胸中の苦衷を察し、自ら進ンで退隠さるるは、天津神としても、千万無量の悲歎に充みたさる。されど我また、一陽来復の時を待つて、貴神を元の地上世界の主権神に任ずることあらむ。その時来きたらば、我らも天上より地上に降り来たりて、貴神の神業を輔佐せむ』

 

 三体の大神さまとは、日の大神、月の大神、広目大神の事を指しています。

 

 日の大神とは、菊理姫大神さまであり、月の大神とは弥勒大神さまです。また、広目大神とは、元の元の元の大神さまのことではないかと推測します。

 

 「元の元の元の大神」さまとは、三千世界を統べる大神の中の大神、神の王と呼ばれる神さまです。(注3)

 

 また、神の王の眷属には多くの魔王たちもいるのです。(注4)このあたりに、課題に込められた意図が見え隠れするのです。

 

 それぞれの大神さまが、そのご分霊を地上に転生者を送り込んでいるということになります。3名の転生者が、神界から地上に降りてきたのです。

 

 空から落ちてきたんだ 全ての願いを乗せて...

 

現代語訳

 『大本神諭』の第4巻 第45章「あゝ大変」についての要約が「超訳 霊界物語」にあります。(注5)

 

 

 天の大神は地上の八百万(やよろず)の神々の不平不満を鎮めるため、地に降り、国祖に向かって、もう少し緩和的な政治を行うように説得した。


 しかし、至正、至直、至厳、至公なる国祖の態度は、天の大神の命令であっても、容易に変えることは出来なかった。

 

 常世彦(とこよひこ)は天に上がり、国祖が至厳至直な神ではなく、実は正反対の行動が多いと訴える。

 

 「常世会議では、鬼武彦(おにたけひこ)に秘策を授け、権謀術数の限りを尽くして、世界平和のための会議を混乱紛糾させました。地上の神々はもはや一柱も国祖を信頼する者はいません。すみやかに国祖を引退させ、後任には温厚篤実で名声の高い盤古大神・塩長彦に就いてもらうことが、地上の神々の総意です。」

 

 天の大神はもはや策が尽きて、ついに国祖に聖地を退去するよう、涙を呑んで以心伝心的に伝えた。

 

 国祖は天の大神の心得を察知して、自発的に引退することを決意する。

 

 「われはこれより根の国に落ちて、苦難を嘗(な)め、その罪を償うことにする」

 

 そのとき天の大神は国祖に向かって言った。

 

 「一陽来復の時を待って、貴神(あなた)を再び元の地上神界の主宰神に任ずるときが来るでしょう。そのときが来たら、われらも天から地に降りて、貴神の神業をきっと輔(たす)けます」(p153-154)

 

 

注1: 『大本神諭』の第1巻 第4章「太古の神の因縁」

reikaimonogatari.net

 

注2:『大本神諭』の第4巻 第45章「あゝ大変」

reikaimonogatari.net

 

注3:神の王

 

注4:魔王

 

注5:超訳 霊界物語―出口王仁三郎の「世界を言向け和す」指南書 

飯塚 弘明 (著)

 

課題に対する回答

課題の趣旨

 国常立尊さまの3つの課題は、改心したとされる国常立尊さまに対して、本当に改心できているのかを試すために出された課題であるとも言えます。

 

 

 「至正、至直、至厳、至公なる国祖の態度は、天の大神の命令であっても、容易に変えることは出来なかった。」

 

 とありますから、なかなかの頑固者なのです。天の大神さまは、国祖が本当に改心できているのか、確かめる必要があったのです。

 

 そのため、国祖が舐め切って下に見ている人間の言葉を通して諫めることにしたのでしょう。

 

 

神様は偉いんだから 崇め奉るもの
気安く接するなんて とんでもない!
人間は下等な生き物なのだから
神に祈りを捧げておれば良いんだ

 

そして神様の代行者に対して 額づけ。。。

 

  これが、闇サイドに与(くみ)していた国常立尊さまの考え方だったのです。とあるブログに降ろされた国常立尊さまの本心です。

 

 この心情があるがために、国常立尊さまの魂は統合されることなく、3つに分かれたままになっていたのです。

 

 3つに分かれた国常立尊さまは、三つ首の古龍として、地上に送り込まれた国常立尊さまの転生者のお一人の元に現れたのです。(注1)

 

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 三つ首の古龍

 

最初の課題

 当初、3つの課題の最初の一つ目は、国常立尊さまの転生者ご本人さまにも降ろされていました。

 

 しかし、ご本人にさまが取り組む気配がないので、こちらで処理することになりました。こうした課題には、時間制限が設けられているのです。

 

 最初の課題はこれでした。(注2)

 

1:国常立尊さまは、どこに封印されていたのか?解明せよ。 
 
 これは、複合神社三角陣封印結界の8つの三角陣と17のお社の中に封印されているというのが回答です。

 

 最後に残る3つの魂は日本武尊さまを祭る次の3か所のお社に祭られているのです。

 

1:小坂熊野神社 境内社 伊雑宮

2:草薙神社

3:久佐奈岐神社

 

 これについては、転生者ご本人さまにご報告申し上げたのですが、完全に無視されたました。そのため、続く3つの課題もこちらで処理させて頂くことになりました。

 

 素直に来日して、草薙神社に参拝しておれば、神々さまから何らかのインスピレーションを得て、残りの課題に取り組める手はずになっていたのです。

 

 しかし、スピリチュアルに関わる人々に対して「フワスピ無勢」とか「フワスピバカ」と称して馬鹿にしているようでは、なかなか物事の本質に気が付けないのです。(注3)(注4)

 

 改心して転生者を地上に送り込んだとしても、国祖さまの頑固な性格は、変わらないのです。相変わらず、人間を見下して馬鹿にしているのでしょう。

 

2番目の課題

 次の課題はこれでした。(注5)

 

2:人類意識の量子的飛躍に至る道筋を描け。

 

 この課題は、言い換えれば「より多くの人々をアセンションに導くためには如何にしたらよいのか?」になります。この課題に対する回答は「言向け和す」にあります。

 

 今まで悪の御用を行ってきた悪人たちに対して憎しみの念を抱くのであっては、人類の集団アセンションは叶わない。ということに気付く事が回答に至る道筋でした。

 

 他の星々で、悪を憎み、悪を完全に滅ぼしてしまった種族は、進化の袋小路に入り込み、霊性進化の道筋が閉ざされてしまっているというのです。

 

 国祖・国常立尊さまの厳しすぎる性格では、例え復権して地上神界の主宰神に戻られたとしても、人類を進化の袋小路に至らしめることになるのです。

 

 ですからこの課題を、国祖の転生者ご本人さまに解いていただく必要があったのです。しかし、ご本人さまが課題に対する取り組みを拒否したがゆえに、こちらで回答を見出し、国常立尊さまにご報告申し上げたのです。

 

3番目の課題

 三番目の課題は、フラットアースに関する課題でした。(注6)

 

3:フラットアースと周辺のフラット世界の存在理由を想像せよ。

 

 『霊界物語』には、地球は球体ではなく、平面であることが描かれています。最初に地球があって、その後に太陽と月が生まれたとされているのです。(注7)

 

 三番目の課題は、千引の岩戸開きの後、なぜ我々はフラットアースの世界に転移してきたのか?そして、このフラットアース世界の存在意義について想像を働かせよという課題でした。

 

 この課題に関する回答に正解はないものと思われます。頭を柔軟にして創造力を働かせることに課題の趣旨があったように見受けられます。

 

 この課題に取り組みことによって、4番目の課題に取り組むための頭の柔軟性を鍛えることが出来るはずだったのです。これが、国常立尊さまの転生者さまに降ろされるはずであった課題なのです。

 

 「なぞなぞみたいに、地球儀を解き明かす」必要があったのです。
 

4番目の課題

 四番目の課題はタルタリア帝国に関するものでした。(注8)これこそ、国常立尊さまの転生者ご自身の専門分野の一つでしたから、ご本人さまが取り組む必要があったのです。

 

4:なぜタルタリア帝国は失敗したのかという点に関する考察をせよ

 

 この課題の趣旨は、タルタリア帝国自体が必ずしも光サイドの存在ではなく、相対する闇サイドとされるDSたちにも、タルタリア帝国を滅ぼすに足る理由があったことに気付くための課題だったのです。

 

 これは、国祖・国常立尊さまが、邪神たちに後任を譲り、引退せざるを得なかった理由と同じなのです。ですから、この課題こそが、国常立尊さまの転生者ご自身が取り組むべき課題だったのです。


注1:三つ首の古龍現れる

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

注2:国常立尊さまの課題1

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

注3:フワスピ無勢(フワスピ風情の誤りかと思います)

  ツイッター検索「フワスピ無勢」
 「フワスピ無勢はさー 黙るべきなんだよ」
  

 

注4:フワスピバカ

 ツイッター検索「フワスピバカ」
 気付けよ!!

 

注5:国常立尊さまの課題2

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

注6:国常立尊さまの課題3

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

注7:地球は球体ではなく、平面

霊界物語』第4巻 第9編 宇宙真相

 第46章 神示の宇宙その一

reikaimonogatari.net

 

注8:国常立尊さまの4つ目の課題

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

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