ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

国常立尊さまの封印解除 4

タルタリア帝国の失敗の原因はタルタリアを導く正神サイドの選民思想にあった。

 

神様は偉いんだから 崇め奉るもの 気安く接するなんて とんでもない!

人間は下等な生き物なのだから 神に祈りを捧げておれば良いんだ

そして神様の代行者に対して 額づけ。。。

4番目の課題

タルタリア帝国の失敗

 国常立尊さまの4番目の課題は、「なぜタルタリア帝国は失敗したのかという点について考察せよ」でした。

 

4:なぜタルタリア帝国は失敗したのかという点について考察をせよ

 

 タルタリア帝国は、フリーエネルギーを手に入れながら、なぜ地球を解放しアセンションすることが出来なかったのか?という問いです。

 

 この課題の要点は、国常立尊さまが、その厳しすぎる政治が原因で、地上神界の主宰神の地位から追い落とされた事と相通じる問題点を見出すことにありました。

 

 タルタリア文明を導くお役目についていたのは、国常立尊さまと共にあった、正神さまたちだったのです。彼らは、国常立尊さまの政治手法を踏襲していたものと考えられるのです。

 

参考ブログ記事

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

タルタリア文明

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 大巨人と中巨人、普通人

 タルタリア文明は巨人族が築いた文明です。5mを超える大巨人と3mほどの中巨人、そして現在人と変わらぬ身長の普通人が共存していました。

 

 タルタリア文明において、注目するべき点は2つあります。一つはこの文明は常夏の文明であったことです。

 

 四季の変化が無く、年中温暖な気候に恵まれていたようです。それは建築物の仕様から明らかにされています。

 

 窓が大きく壁は厚く、そして暖炉などの暖房施設が一切なかったのです。また、基礎部分に冬場の結露対策が施されていませんでした。

 

 もう一つは、これらの施設には下水道施設が一切完備されていなかったことです。水路はくまなく張り巡らされていましたが、下水施設が一切なかったのです。

 

不食

 このことから、タルタリア人は、大巨人、中巨人、普通人ともども、不食の生活を送っていたと推測できるのです。

 

 高度な霊性ゆえ、不食で生きることの出来る生命体へと進化した存在だったと推測できるのです。彼らを、ここでは中等生命体とよびます。

 

 タルタリアに下水施設が設置されたのは、マッドフラッド後に入植した人々が増殖した19世紀後半になってからでした。

 

 彼らは、インキュベータで作られた食事を必要とする人類でした。人類を創造したのは、タルタリア文明を滅亡に追いやったDSたちでした。

 

タルタリア人の侵略

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 カタコンベ

 タルタリア文明は、周辺諸国の人類の住む領域に侵攻して行きました。彼らにとっての人類は、植物や動物などの他者の命を奪う下等生命体でした。

 

 旧約聖書の神が他民族を動物扱いしていたのと同様でした。ですから、人類はタルタリアの侵略により狩られつくされたのです。

 

 体のサイズが違いましたから、通常兵器による戦いでは、人類は巨人たちに対して抗うことが出来なかったのです。

 

 巨人たちに捕らえられた人類は、彼らの建設資材に使われました。骨はローマンコンクリートの材料として使われ、血肉からは鉄分を採取し赤煉瓦の材料とされたのです。

 

フラットアース

2つの世界

 日本神話の、イザナギさまとイザナミさまの千引の岩戸神話には、次のような意味が込められています。

 

1:富士高天原王朝から、畿内と日向に王朝を移した。畿内には女系の血筋を残し、日向には男系の血筋を移し、防人の役目を担った。

 

2:天照大神(日向の女王卑弥呼)と出雲の素戔嗚尊の婚姻の際、出雲に天照大神の母(イザナミ)も同行し、日向を去ってしまった。

 

3:国常立尊さまの引退後、この世界は、球体の地球とフラットアースの2つの世界に分離してしまった。

 

 今回は、この3番目の意味に焦点を当てます。

 

黒神と天帝

 フラットアースの世界は、正神たちが支配する世界です。球体の地球は邪神たちが支配する世界です。

 

 伊弉諾大神さまは、暗黒神としてフラットアースの世界を見守ります。正神たちがやりすぎないように監視するためです。

 

 伊邪那美大神さまは、天帝として球体の地球を見守ります。邪神たちがやりすぎないように監視するためです。

 

 それぞれ2つの世界で、人類の可能性を試すための神々さまによる深淵なる計画でした。時が来れば、この2つの世界を融合する手はずになっていたのです。

 

 『日本書紀』の異伝(第十の一書)で、黄泉平坂(よもつひらさか)で口論する両神さまの前に現れた菊理媛神さまが語ったのは、この計画の事だったのです。

 

【原文】

 

 及其与妹相闘於泉平坂也、伊奘諾尊曰、始為族悲、及思哀者、是吾之怯矣。

 時泉守道者白云、有言矣。曰、吾与汝已生国矣。奈何更求生乎。吾則当留此国、不可共去。

 是時、菊理媛神亦有白事。伊奘諾尊聞而善之。乃散去矣。

【解釈文】

 

 その妻(伊弉冉尊)と泉平坂(よもつひらさか)で相争うとき、伊奘諾尊が言われるのに「私が始め悲しみ慕ったのは、私が弱かったからだ」と。

 

 このとき泉守道者(よもつちもりびと)が申し上げていうのに、「伊弉冉尊からのお言葉があります。『私はあなたと、すでに国を生みました。なぜにこの上、生むことを求めるのでしょうか。私はこの国に留まりますので、ご一緒には還れません』とおっしゃっております」と。

 

 このとき菊理媛神が、申し上げられることがあった。伊奘諾尊はこれをお聞きになり、ほめられた。そして、その場を去られた。

 

出典:ウィキペディア

ja.wikipedia.org

 

文明のリセット

 タルタリア文明において、幾度かの文明のリセットが行われています。

 

 当初、常夏の世界であったタルタリアに冬が訪れます。そのため、結露対策を施されていなかった建物の基礎部分が腐食し始めるのです。

 

 最初の文明は、大巨人が主導とする文明でした。一回目の文明のリセットの後は、中巨人たちが支配する世界でした。

 

 その後、もう一度文明のリセットが起こり、3度目の文明は普通サイズのタルタリア人たちが支配層になりました。

 

 この文明のリセットを行った神さまが、暗黒神 伊弉諾大神さまでした。正神サイドのタルタリア人たちが、人類に対して度を越した虐殺を行うたびに、文明をリセットしてきたのです。

 

 大巨人や中巨人の戦闘力を排除するための処置でもあったのです。しかし、これにも懲りずに正神たちは、タルタリア人たちを優遇し続けます。一種の選民思想です。

 

 国常立尊様に似て、頑固で融通が利かないのです。困ったものです。

 

不食から食人へ

 伊弉諾大神さまは、タルタリア人たちが不食の境地に至っているため、食事を摂るために動植物の命を奪わざるを得ない人類を下等生命体扱いしているところに目を付けます。

 

 大気中からプラーナを抜き取り、タルタリア人たちも食事を摂らざるを得ない状況に追い込んだのです。その結果始まったのが、タルタリア人による食人の習慣です。

 

 農業技術を持たず、動物を殺すことに対する禁忌の考えを持つタルタリア人にとって、下等生命体であり、彼らに刃向かってくる人類は格好の餌食だったのです。

 

 動物の命を奪う極悪非道の人類は殺して食べても良いという論理です。これを、正神たちも許したのです。

 

 これまでは、戦争で殺されたり捕縛されれば建材にされるだけでしたが、これ以降、戦場はタルタリア人にとっての狩りの場と化してしまったのです。この状況は、人類にとって恐怖の何物でもなかったのです。

 

参考ブログ記事

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

悪魔との契約

 タルタリア帝国に大きな恨みを持つ人類は、悪しき異星人と契約を結びます。

 

 タルタリア帝国を異星人に亡ぼしてもらう代償として、異星人たちの僕となり、次の時代の担い手となるという契約です。

 

 悪しき異星人の為に、子供の命を捧げるという悪魔契約を交わしたのです。これが、いわゆるDSの悪魔崇拝の始まりとなったのです。

 

 悪しき異星人は、大量の核兵器をもってタルタリア帝国を完膚なきまでに亡ぼしてしまいます。

 

 この報いとして、フラットアース世界を管理する暗黒神 伊弉諾大神さまにより、大洪水が起こされ、文明のリセットが為されたのです。

 

 大洪水を予測していた人類は、異星人に匿われ生き延びます。そして次の時代の担い手となるのです。

 

参考ブログ記事

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

失敗の原因

 タルタリア帝国の失敗の元となる思想が、国常立尊さまに由来する選民思想でした。

 

 『人の失敗』の大元は、国常立尊さまが人として地上に降りて、世界を統治していた頃の失敗にあるのです。

 

 この根底にあるのが、正神さまサイドの持つ次のような思想です。

 

 

神様は偉いんだから 崇め奉るもの

気安く接するなんて とんでもない!

人間は下等な生き物なのだから

神に祈りを捧げておれば良いんだ

 

そして神様の代行者に対して 額づけ。。。

 

 これが、国常立尊さまの本音かと思います。大本の出口直さまが、艮の金神を恐れていた所以です。(注1)

 

 高次元存在である神は偉いのだから、下等生物である人間は神に従えという、正神サイドの選民思想ですね。

 

注1:大本の出口直さまの語る艮の金神

kakuyomu.jp

 

参考ブログ記事

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

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