ののの備忘録

『日月神示』の解読と来るべき『ミロクの世』に向けた提言。「神一厘の仕組み」と「テンバガー投資法」

大宮能売大神の正体

伏見稲荷大社の稲荷三神の大宮能売大神の正体は伊豆能売

 

稲荷三神(稲荷大明神)  

 宇迦之御魂大神 = 豊穣の女神イシス   

 佐田彦大神   = イエス・キリスト   

 大宮能売大神  = 伊豆能売(伊都能売)

伏見稲荷大社の三柱の神

巫女:大宮能売大神

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 大宮能売大神さまの痛絵馬


 カテゴリー「宇迦之御魂神さまの課題」の最初の記事「覚醒の仕組みの発動条件」の伏見稲荷大社の考察を行った際に残していた課題があります。

 

 大宮能売大神(おおみやのめおおかみ)さまの正体についての考察です。(注1)

 

 伏見稲荷大社には、当初三柱の神さまが祭られていました。次の3柱の神さまです。

 

 宇迦之御魂大神 (うかのみたまのおおかみ) - 下社(中央座)

 佐田彦大神 (さたひこのおおかみ)- 中社(北座)

 大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ) - 上社(南座

...

 大宮能売大神さまは、元々は宇迦之御魂大神さまを祀る巫女であったとされる女神さまです。でも、その正体は他にありそうです。

 

 宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)の正体が豊穣の女神イシスさまであり、佐田彦大神(さたひこおおかみ)さまの正体がイエス・キリストさまであるとするのであれば、大宮能売大神さまが宇迦之御魂大神さまを祀る巫女であるという解釈には、大いなる疑問が湧きます。

 

 なぜ、ここに巫女さんが祭られていなければならないのだという疑問です。格が違うのです。

 

注1:大宮能売大神さまの正体とは?

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

大宮の女

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 お掃除中の巫女さん

 

 大宮能売の「能」は助詞で、「売」は女の意とされています。つまり、大宮の女という意味になります。では、「大宮」の女とは何者なのでしょうか?

 

 実は、巫女であると解釈されている女神さまがもう一柱います。伊豆能売(いづのめ)さまです。「伊豆」の女という意味になります。

 

 伊豆能売の神名に「神」という称が付かないのは、もと神を祭る巫女であったためで、後に自身が神として祭られるようになったものと解する説があるのです。

 

 また、伊豆能売は、宮中神祇官西院に坐す御巫祭神八座の中の大宮売神と同神と解する説があります。

 

 大殿祭の祝詞においては、神直日命・大直日命と共に、大宮売命の名が挙げられ、「言直し和し」という働きが称えられています。(注1)

 

注1:國學院大學「古典文化学事業」

 神名データベース 伊豆能売

kojiki.kokugakuin.ac.jp

 

伊豆能売(伊都能売)

https://stat.ameba.jp/user_images/20131001/13/kurirakugan/76/45/j/o0800098312701977999.jpg?caw=800

 伊豆能受神

 

ウィキペディア 伊豆能売より

 

 神産みにおいて伊邪那岐命が黄泉から帰って来た際、黄泉の穢れから禍津日神二柱(大禍津日神八十禍津日神)が生まれた。

 

 その禍津日神がもたらす禍(災厄)を直すために、直毘神二柱(神直毘神大直毘神)と伊豆能売が生まれたとしている。

 

つまり、こういうことです。

 

大殿祭の祝詞:神直日命・大直日命・大宮売命

神産みの神話:神直毘神大直毘神伊豆能売

 

大宮売命 = 伊豆能売

 

稲荷大明神の正体

https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/DSC_0388_20190102.jpg

 伏見稲荷大社のお土産

 

 以前の考察では、稲荷大明神の正体を次の二柱の神であると解釈していました。

 

稲荷大明神

 宇迦之御魂大神 =  豊穣の女神イシス

 佐田彦大神   = イエス・キリスト

 

 そのため、稲荷神社の稲荷大明神を、宇迦之御魂大神さまとイエス・キリストさまの表裏一体の神さまであると解釈していたのです。

 

 しかし、大宮能売大神さまが伊豆能売さまであるならば、二神さまに引けを取らない神格を持っていることになります。

 

 つまり、稲荷大明神とは、三位一体の神さまということになります。

 

稲荷大明神

 宇迦之御魂大神 =  豊穣の女神イシス

 佐田彦大神   = イエス・キリスト

 大宮売大神   = 伊豆能売(伊都能売)

 

市の神

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神大市比売

 

 市場の産業に繁栄をもたらす市神としての大宮能売神についての記述です。

 

 

 百貨店の神として知られる大宮能売神は、市場の産業に繁栄をもたらす市神である。この神は、京都の伏見稲荷大社主祭神宇迦之御魂神に付き従うようにして祀られている。

...

 大宮能売神と並び、市神として知られる神霊に神大市姫神がいる。神大市姫神は、平安京の官営の市場の守護神として祀られたとされている神である。

 

 ところが、一説には、祀られた神はこの大宮能売神だったともいわれている。

...

 稲荷神は、商業の発達とともに商売繁盛の神として広く信仰を集めるようになった。その商業神としての発展を協力に支えてきたのが、市の神、商売の神として神威を発揮した大宮能売神なのである。

 

 もうひとつ、大宮能売神には開業式神(ナリワイハジメノカミ)、開店式神(ミセビラキノカミ)という肩書きがある。その神徳については、商売福徳守護、要するに七福神の大国様や福助人形、招き猫のパワーと同じようなものと考えていい。

 

 つまり、商売がうまくいくように和合、親睦、円満、忍耐、寛容、愛敬などといったことを司るのが大宮能売神の機能でもあるのだ。(注1)

 

注1:大宮能売神

 

神大市姫命さま

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大歳御祖神社

 

 静岡浅間神社境内社 大歳御祖神社に祭られている大年御祖命が神大市姫命であり、倉稲魂神さまと大年神さまの母神だとされています。

 

 大歳御祖神社は、元々の神社名が大歳御祖皇大神神社神社であり、大歳神さまを祭る神社でした。後に、大歳神さまを神大市姫命さまに入れ替えたのです。

 

 倉稲魂神さまは宇迦之御魂大神さまであり、大年神さまは最後の饒速日であるイエス・キリストさまです。このお社には、大年御祖命として次の三柱の神さまが祭られていると観ても良いのです。

 

大年御祖命

 神大市姫命

 大年神さま

 倉稲魂神さま

 

 大歳神の正体は、最後の饒速日であるイエス・キリストさまでした。伏見稲荷大社の稲荷三神は、次の三柱の神さまでした。

 

稲荷三神(稲荷大明神

 大宮能売大神さま   上社(南座

 佐田彦大神さま    中社(北座)

 宇迦之御魂大神さま  下社(中央座)

 

 佐田彦大神さまがイエス・キリストさまに当たります。大宮能売大神さまを神大市姫命さまに入れ替えると、大歳御祖神社に祭られている三柱の神さまと同等になります。

 

古語拾遺より

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古語拾遺

 

 

 『古語拾遺』によると、神武天皇が即位の時、天照大御神高皇産霊尊の勅に従って、 神籬を建てて祀った八神の中に一柱。後に宮中神祇官八神殿において御巫に齋き祀られている。


延喜式神名帳』宮中神の条に、「御巫祭神八座」とあって、 「神産日神高御産日神玉積産日神生産日神足産日神大宮売神御食津神事代主神」の神名を掲げている。

 

 大宮売神とは、心が和楽していっさいの憂いや苦悩がなくなるよう、霊魂を平らかにする神。 同時に、宮殿の守護をなし、君臣の和合をもたらす神。

 

 忌部氏伝来の大殿祭祝詞の最終段において登場する神で、天皇と同じ御殿の中に塞り坐して、 この殿に出入りする人を選び、神たちが荒ぶるのを言葉で直し、 天皇の朝御膳・夕御膳に仕える者たちの手足の間違いをさせないで、 さらに親王以下百官が、邪意悪意なく宮仕えをし、咎や過ちがあれば見直し聞き直し、 安らかに親王以下を仕えさせる役割をもつ。(注1)

 

注1:大宮売神

 

伊豆能売を祭る神社

 「宇迦之御魂神さまの課題」の一連の考察は、稲荷大明神の正体を明らかにするためにあったようです。ですから、「宇迦之御魂神さまの課題」だったのです。

 

 伊豆能売(伊都能売)を祭る神社はわずかしかないのですが、稲荷大明神の三柱の神の一柱として祭られていることになると、全国津々浦々で祭られていることになります。

 

伊努神社(島根県出雲市美野町382)

 合祀「神魂伊豆乃売神社」(注1)

  御祭神

   速秋津比賣命(はやあきつひめのみこと)

   神皇産霊命(かみむすびのみこと)

 

加良比乃神社(三重県津市藤方字森目335番)(注1)

 御祭神:伊豆能売

  
鳥屋崎神社(福島県石巻市)

 御祭神:伊豆之姫命(伊豆能売神)

 

鵜戸神宮 (宮崎県日南市大字宮浦3232)

 境内社:九柱神社

  御祭神:伊豆能売

 

八幡菅田比賣神社(奈良県大和郡山市筒井町1322)

 式内社:菅田比賣神社

  御祭神:菅田比賣神(伊豆能賣神)

 

畠田神社(三重県多気郡明和町中村1029)

 御祭神:伊豆乃賣命

 

 

注1:伊都能売の正体

tukishiro-art-lab.hatenablog.com

 

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