瀬織津姫大神さまの封印解除完了
ワカヒメさまは、月結毘女命 (つきゆひめのみこと) さまと稚日女尊さまの二柱です。
月読尊さまの皇女であり瀬織津姫ホノコさまの妹、月結毘女命 さまの名誉回復が完了し、瀬織津姫大神さまの封印解除が完了しました。
察する文化と暗号
二人のワカヒメ
前回の記事で、稚日女尊 (わかひるめのみこと) さまを取り上げましたが、このお話の中にもう一人の『ワカヒメ』さまが出てきました。
瀬織津姫ホノコさまの妹で、共にアマテルさまのお妃さまになられたハナコさまです。宮下文書の月夜見命の系譜を見ると、月結毘女命 (つきゆひめのみこと) さまにあたります。(注1)
栄日子命 (えびすのみこと) さまと白糸毘女命 (しらいとひめのみこと) さまの子である、海守男命 (うみもりおのみこと) さまと結ばれていますね。
栄日子命 (えびすのみこと) さまは、ヒヨルコさまにあたります。男神さまのアマテルさまをヒヨルコさまの子である海守男命 (うみもりおのみこと) さまに入れ替えているのでしょうか。
アマテルさまが崩御した後、海守男命 (うみもりおのみこと) さまと結ばれたのかもしれません。この可能性もあるかと思います。
この系図で、奈留戸毘女命 (なるとひめのみこと) さまが瀬織津姫ホノコさまに当たります。
記紀やホツマツタヱに描かれている素戔嗚尊さまのお話が嘘であるとするならば、こちらのワカヒメさまが『梭 (ひ) で女陰 (ほと) を衝いて死んだ(古事記)』というお話も嘘になります。
注1:月夜見命系譜
察する文化
日本の文化は『察する文化』です。記紀の編纂は渡来系の支配者の主導で進められましたが、実務作業をしていたのは、生粋の日本人の官僚たちでした。
彼らは、上の指示に従いながらも、文書の中に暗号を込めていたのです。『古事記』の記述『天の服織女 (はたおりめ) が梭 (ひ) で女陰 (ほと) を衝いて死んだ』は、その一例です。
ピンポイントで女陰に梭を衝いて死にますか?おかしいと思いませんか?このお話は『嘘』ですよ。お察しくださいね。というわけです。
ちなみに、『日本書紀』には、次のようにあります。
『稚日女尊さまが高天原の斎服殿 (いみはたどの) で神衣を織っていたとき、それを見たスサノオが馬の皮を逆剥ぎにして部屋の中に投げ込みました。稚日女尊さまは、驚いて機から落ち、持っていた梭 (ひ)で身体を傷つけて亡くなった』
これだけであれば、いかにもありそうなお話ですが、『古事記』の記述『天の服織女 (はたおりめ) が梭で女陰 (ほと) を衝いて死んだ』が、このお話が『嘘』であることを暴露しているのです。
瀬織津姫大神さまの封印解除の御神業に取り組んでいますと、そこかしこに『お察しくださいね』と言わんばかりの暗号が散見されるのです。後の時代の人に真実を伝えるべく、当時の人たちが工夫を凝らしているのです。
月結毘女命さまの転生
月結毘女命 (つきゆひめのみこと) さまは、月読尊さまの娘です。月読尊さま関係の女神さまたちは、皆さん紀元1世紀の日向と出雲の時代へと転生しています。
では月結毘女命さまは、どなたに転生しているのでしょうか?あの時代の重要人物で、ただ一柱、魂の出自が明らかにされていない女神さまがいらっしゃいました。
香用比売 (かぐよひめ) さまです。大年神さまの3名のお妃さまのお一人です。大年神さまには、次の3名のお妃さまがいらっしゃいました。(注1)
伊怒比売 (いのひめ)
香用比売 (かぐよひめ)
天知迦流美豆比売神(あめしるかるみづひめのかみ)
この3名の内、香用比売さまが、ニギハヤヒ王朝の祭祀王『瀬織津姫』 の後継者であると観ていました。世襲制の瀬織津姫です。
ですが、誰の転生者であるかの特定が出来ていなかったのです。この香用比売さまが月結毘女命さまであると推測します。
瀬織津姫ホノコさまを貶めることは恐ろしくてできなかったのかもしれませんが、妹の月結毘女命さまを、『梭で女陰を衝いて死んだ』などとして貶めていたのです。
注1:大年神さまの3名のお妃さま
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
暗号の事例
たとえば、月読尊さまの正体についても、記紀の神産み神話と宮下文書の月夜見命の系譜を比べてみれば解るように配慮されているのです。(注1)
紀元前13世紀の月読尊 (ツキヨミ) さまと紀元1世紀の出雲の素戔嗚尊さまが同じ神さまであることも、記紀やホツマツタヱに暗号として仕組まれていたのです。これは、神さまが転生することを知った上での暗号です。(注2)
静岡浅間神社の大国主さまと木花咲耶姫さまを祭る相殿や、本殿の天女の描かれた天井。御穂神社に祀られている大己貴命さまと三穂津姫命さまの関係などは、大国主さまと木花咲耶姫さまの正体を暗示しているのです。(注3)(注4)
瀬織津姫さまと木花咲耶姫さま、磐長姫さまの関係を暗示する暗号は、瀬織戸神社に秘められていました。この神社の伝承は、呪となり封印ともなっていたのですが、暗号化された重要な情報が込められていたのです。(注5)
また、複合神社三角陣封印結界の神社の特定作業を進めている時に、神社リストや、グーグルマップの神社の記載に暗号が仕掛けられていてることに気が付いたのです。
誰かが予め用意してくれていたかのように、神社の特定がスムースに行えたのです。特に、菅原道真さまの封印結界を調べている時に、対象となる神社は一発で分かりました。わざと隠されていたからです。(注6)
これを『隠して見せる手法』と呼んでいるのですが、同じ仕掛けが津島神社の本殿の千木と鰹木にも仕掛けられていたのです。ここには、隠して祭られている女神さまがいますよという暗号です。(注7)
注1:月読尊さまの正体
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
注2:月読尊さまと素戔嗚尊さまが同じ神
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
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tukishiro-art-lab.hatenablog.com
注5:瀬織戸神社の暗号
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
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注6:菅原道真公の封印解除
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
注7:四柱の神さまの封印解除
tukishiro-art-lab.hatenablog.com
『伊豆の女』と『大宮の女』
全員集合?
月読尊さまの皇女であり、瀬織津姫ホノコさまの妹である月結毘女命 (つきゆひめのみこと) さまの名誉回復が出来たところで、瀬織津姫大神さまの主要な神々さまの封印が全て解かれたのではないでしょうか?
月結毘女命さまの名誉回復は、瀬織津姫ホノコさまの封印解除の一つでもあったのです。ただし、月結毘女命さまが伊都能売三神に含まれているのか否かは定かではありません。
大国魂神(瀬織津比売大神)
厳の御魂 瀬織津比売神(変性男子)
荒魂 瀬織津姫(変性男子)
セオリツヒメホノコ(瀬織津姫命)
幸魂 磐長姫(変性男子)
市杵嶋姫命
瑞の御魂 速佐須良比売神(変性女子)
ツキヨミ(月読尊)
奇魂:ソサノヲ(ヤハウェ)(変性女子)(闇サイド)
ソサノヲ
徐福
徐福と藤原不比等の存在が気になりますね。彼らについて、何かしら書く必要があるのでしょうか?徐福系の秦氏の事とか?天智天皇の出自に関することとか?
大国主神と伊都能売神
大国主さまとイエス・キリストさまに関する封印解除は全て完了しています。
四魂(厳の御魂 瑞の御魂)
アマテルカミ
(キリスト意識 = ヒヨルコ)
厳の御魂
ソロモン系のイエス
瑞の御魂
ナータン系のイエス
『伊豆の女』と『大宮の女』も暗号の一つでした。しかし、妄想全開の記事を書き散らして、情報がとっ散らかっている印象がしています。
伊都能売神の伊豆能売 (伊豆の女) と大宮能売大神 (大宮の女) の関係をもう少し整理しておく必要がありそうです。
菊理比売大神 厳の御魂
キクキリヒメ(菊理媛命)
⇒ 聖母マリア
六六六の大神 瑞の御魂
ヒヨルコ(伊都能売神皇)
菊理比売大神 瑞の御魂(変性男子)
アシツ姫(木花咲耶姫)
⇒ マグダラのマリア (天鈿女命)
六六六の大神 厳の御魂
⇒ 多岐都比売命
『すなを』と『磐長姫』
暗部 (画像はイメージです)
『伊豆の女』は、霊的能力を有する能力者を集め鍛えられた、諜報専門部隊や戦闘集団、暗部の人間のことを指しています。
この組織を造られたのが、伊豆能売である菊理媛命さまや伊都能売神皇さまでした。伊豆山中で訓練を積む彼ら彼女らを『伊豆の女』とか『伊豆の目』と呼びならわしていたのです。
中でも優秀なものは、『磐長姫』の称号を得て、宮中でのお勤めをしていたのです。最も優秀な者は、『伊豆の女王』となり、伊豆に留まりました。
初代の『伊豆の女王』となられたのが月読尊さまの孫娘である磐長姫命さまでした。
『伊豆の女』たちは、全国に散らばり、諜報活動や治安維持活動に勤しみます。彼らの陰ながらの活躍が、1,350年続いた長期王権を可能たらしめたのです。
『伊豆の女』たちの総元締めの世襲名が『磐長姫』ですから、侵略を目論む渡来系民族にとっては、極めて恐ろしい存在だったのです。これが『磐長姫』さまが貶められ、深く封印されている理由でした。
『伊豆の女』たちが極めんとしていた霊的能力を指して『すなを』と称していたのです。この『すなを』を究めた者の称号が『磐長姫』でした。
そして、歴代の祭祀王である『瀬織津姫』の称号を得る為には、『磐長姫』の称号と共に、もう一つの称号を得る必要があったのです。それが、『みやひ』を極めた者に贈られる称号『木花咲耶姫』でした。
『みやひ』と『木花咲耶姫』
『大宮の女』とは、宮中祭祀や政務補佐に関わる官女の事を指しています。大宮能売大神に属する神さまに、和歌の神さまの稚日女尊さまと芸能の神さまで武神でもある天鈿女命さまがいらっしゃいます。
古代の戦闘において、和歌と桧扇を使った舞いが効果的に使われていたのではないかという推測の元に、宮廷に務める女官たちは、和歌や舞を武芸の一部として習得していたのではないだろうかと観たのです。
和歌は、敵の戦意を委縮させるための『呪』として使われ、桧扇を使った舞はその呪力を高めるために併用されたのです。官女たちは、日々和歌の習熟に務め、優れた者には『和歌姫』の称号が与えられたのです。
それゆえ、初代『和歌姫』である稚日女尊さまが隠され、なおかつ貶められていたのではないかと推測したのです。そして、これは和歌の持つ『呪』の力を封じ込めるための方策でもあったのです。
平安時代には武士たちが戦場で軍歌や軍舞を披露していました。これらの軍歌や軍舞は、敵を威嚇し、自分たちの士気を高めるとともに、天鈿女命さまや他の神々に加護を求めるものでした。これは、古代の和歌と舞いのなごりではないでしょうか。
ホツマツタヱにある稚日女尊さまの蝗 (いなご) 退治のエピソードには、瀬織津姫さまと共に、30名の侍女が桧扇を煽りながら和歌を360回絶唱しているのです。
日頃から、そのような訓練をしていたのでしょう。和歌を歌い、舞を舞う官女たち、彼女たちが極めんとしていた能力が『みやひ』です。
『みやひ』の能力を極め、帝が不在の際に、このような企画を立案し実行する事の出来る政務能力を併せ持つ者に与えられていたのが、『木花咲耶姫』でした。
『すなを』と『みやひ』を併せ持つ者に与えられた称号が『瀬織津姫』であり、歴代の祭祀王となられたのです。
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